泉岳寺前 藪蕎麦（港区高輪2-16-34）※藪睦会

藪睦会の会員でもあり、神田藪の親戚筋にあたらるらしい「泉岳寺前 藪蕎麦」を訪問した。
都営地下鉄浅草線泉岳寺駅Ａ２出口を出て直ぐ右隣にお店はある。

第一京浜から見るとビルの谷間に古い昭和の木造建築が佇み、出入りする人たちが暖簾を潜る姿が見える。
濃紺の暖簾を潜りお店に入ると、まさに昭和初期を感じさせる店内。
お品書きを見て私は「天ぷらそば」ご新造さんは「もりそば」をお願いした。
暫くすると「天ぷらそば」が運ばれてきました。

くの字に曲がった海老が二本、ナルトとほうれん草が汁に浮いています。

丼を持ち上げて汁を啜る。
海老の香ばしい香りが移った汁は、鰹出汁が利いてふくよかな味がしますね。

そして、蕎麦を啜る。
しっかりとした芯のある蕎麦は歯応えもよく美味いです。
街の普通の蕎麦屋と言う口コミもあるようだが、意外にしっかりした蕎麦に驚く。
大き目の熱々の海老がぷりぷりして美味いです。
次に「もりそば」が運ばれてきた。

白っぽいそばは赤い塗り物のせいろにふんわりと盛られている。
みるから硬そうなそばです。

ぴかぴかのそばを手繰って濃い目のそそばつゆに三分の一ほど浸して啜る。
歯応えもよく汁を絡めたそばは美味いです。
単純に街の蕎麦屋と言うレベルではないように感じました。
美味しかったです。

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