麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

古川喜春シチューの店 銀座 古川(中央区銀座 5-7-10 銀座ニューメルサ7F)

休日は銀座でランチです。
目的のお店に行くと休業でした。
心の中で「まただよ」と思いましたが、気を取り直して「いつも行列のお店、古川に行こう」とご新造さんに提案すると「同じ事を考えていた」となって、そのまま向かう。
何時もなら行列が有りますが、この日は行列が無くてラッキーです。

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一番奥の席に通されて、メニューを渡される。
先ずは瓶ビールを御願いして、私は「牛タンシチュー」ご新造さんは「魚介類のクリームシチュー」を御願いした。

~古川ホームページより~
先代、父喜春は帝国ホテルで36年間勤務し、フランス料理の神様と崇められた故「村上信夫」氏の下で料理人として修行した。喜春は、本場フランスの名門ホテル「リッツホテル」「ホテルクリオン」にも行き、味と技を磨き、各国の大使館の料理長として派遣され、 帰国後は大阪帝国ホテルやグランドアーク半蔵門などを経て、夢である自分の店をオープンする。しかし、開店一年もたたずに急死し、同じ帝国ホテルで修行していた息子 智久が「銀座古川」の味を守り、宝塚出身の母、百合美が心の込もったサービスをし、喜春の店を受け継いでいる

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程なくするとサラダが出された。

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タップリの野菜ですね。
ソースが美味しいですよ。

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そして直ぐにシチューが準備された。
そしてご飯。
このお店はパンは無いという事でした。

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ぐつぐつに煮立ったシチューが実に美味しそうです。
カリフラワーにブロッコリー、人参、ジャガイモ、玉葱、そして牛タンの角切りがゴロゴロ入っています。

~古川ホームページより~
《シチューへのこだわり》
和牛や牛タンなど煮込んだフォンドボーに和牛のすじや野菜を沢山入れて作ったシチューは奥深い味で舌触りの良い味になっております。クリームシチューは、たらばガニや魚介類の出し汁から作った「銀座古川」でしか食べられない濃厚かつ贅沢な味。 具も鯛やホタテ、エビ、タコ、イカ、ずわいガニが入っています。一度ご賞味下さい。

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シチューを一口食べてみると濃厚で奥深い洗練されたコクが口に広がる。
これは美味いですね。
まろやかな旨味が最高だ。

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牛タンはトロットロに煮込まれて最高の味です。
流石に拘りのシチューですね。
ご新造さんの「魚介類のクリームシチュー」もぐつぐつと煮立っている。

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鯛、帆立、海老、カニイカ、タコ、が濃厚なクリームシチューで煮込まれたもの。
魚介の旨味が濃縮されて美味いですね。
ご飯はお茶碗に一膳だが、これで充分です。
サラダもタップリで、お腹がいっぱい。
満足のランチでした。
古川のシチューを堪能してお店の外に出ると歩行者天国になっていた。
中国語が飛び交っている。
とにかく中国や台湾、香港からの観光客が多いようだ。
どんどんお金を使ってくれるのだから良しとしましょう。
だけど、マナーが悪いらしいです。
銀座4丁目の交差点まで歩くと維新の会の橋本さんの声が聞こえる。
どこで演説しているのかなと思ったら、映像だった。
中継してるのでしょう。
時代は変わりましたね。

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晴美方面に進み昭和通りの交差点を越えると歌舞伎座です。
新しくなった歌舞伎座は人が沢山です。

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大入りが貼られています。

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地下鉄の駅に降りるとショップが並ぶ。
蕎麦屋さんも有りますよ。

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楽しい口上を聞いて、ついつい「開運 打ち出の小槌」を買ってしまった。
小槌の中には大黒様(さいこくさま)一生涯、食べ物に困らない、という神様。
恵比寿様(えびすさま)金運財運・商売繁盛の神様。
※恵比寿・大黒一対で、家内安全・商売繁盛。
瓢箪(ひょうたん)六つ合わせて無病たん、無病息災。
(かえる)江戸時代は旅のお守り、今は交通安全、大事な方が、無事怪我無く帰りますように。
賽子さいころ)何処に落としても目が出るところから、何をやっても物になるように。
小判(こばん)お金に不自由が無いように。お金に恵まれますように。
南天(なんてん)難を転ずる、悪いものが、近づかないように。悪い出会いが、無いように。
破魔矢(はまや)魔を射り、厄を落とす、八方厄除け。
(たぬき)他抜くと書き、人より秀でる勝るとなる。
達磨(だるま)七転び八起き、必ず良い方に起き上がる。
この10種類を入れてくれます。

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「さぁ~ これを持っていたらお金はガッポガッポ入るし、死ぬ迄元気だよ」だって。
江戸弁の面白いおじさんでした。