麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打そば 馬力屋(埼玉県鴻巣市滝馬室948-2)※禅味会

17号バイパス(中仙道)の下り線の天神二丁目交差点を左折しJRの陸橋を越え信号を超えた左側にお店があります。
高崎線 鴻巣駅からは600mはあると思います。
イメージ 1

12時50分頃に白い暖簾を潜る。
お店の中はほぼ満席に近い状態です。
忙しそうな女性に一人である事を告げると、かなり迷惑そうに「少し時間が掛かりますけど」と言われた。
「良いですよ」と言うと、片付けの終わっていない席に座るように言われる。
テーブルは一枚板のテーブルで、椅子は丸太です。
クッションも何も無いのです。
イメージ 2

テーブルに置かれたお品書きを見て「鴨汁そば 大盛 煮玉子」をお願いした。
お品書きの最初の項には禅味会さんの汁の薀蓄が書かれている。
イメージ 3

この後も次から次とお客が後を絶たない。
そして注文の品が出される。
イメージ 4

蕎麦はかなりの量ですね。
これは大丈夫かなと言う量です。
汁の葱が色鮮やかで食欲をそそる。
先ずはそのまま啜る。
イメージ 5

蕎麦の香りがふわぁ~~~っと鼻を抜けてゆく。
ギュッとしたコシがある蕎麦はいい感じです。
イメージ 6

そして熱々の鴨汁に半分くらい浸してから啜る。
これは素晴らしいコンビネーションですね。
汁と蕎麦がかみあって最高のバランスです。
イメージ 7

野趣あふれる鴨肉から出た油が、素朴な蕎麦と丁度よく絡み合い、完成度が極まっています。
三分の一ほど食べ進み薬味を汁に投入です。
汁に変化が出て更に美味い。
イメージ 8

そして汁に隠れている煮玉子を食べる。
半熟というよりも温泉玉子に近く黄身は生であります。
これを汁に放すと汁の味が完全に変わってしまうので、そのまま啜るように食べる。
おお~~~ 美味いです。
イメージ 9

残った蕎麦に七味を振ったりしながら食べ進む。
かなりのボリュームに気合を入れて食べていたが、意外に食べられた。
後から来られた女性も大盛りを注文されていたので、まあまあ食べられる量なのでしょう。
美味しい蕎麦でした。