麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

禅味 福舞十兵衛 (ふくまいじゅうべえ 大坂屋十兵衛)前橋市敷島町247-16 ※禅味会

大坂屋十兵衛として30年営業した先代当主から、平成15年に引継ぎ「福舞十兵衛」と改名し現在に至る。
禅味会のお店であるため想像は付くが、試して置かなければならない。
敷島公園バラ園の直ぐ蕎麦に位置するお店です。
詫び寂を前面に出した玄関に掛けられた暖簾を潜る。
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引き戸を引いて玄関に足を踏み入れると、禅味会さんのどの店もそうだが、靴を脱いでお店に上がる。
中庭を見ながら一番奥の小部屋に通される。
テーブルに置かれたお品書きを見て「二色そば」をお願いした。
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ホームページ ⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/fukumai/
そして運ばれてきた。
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久しぶりの禅味会の蕎麦は姿がいい。
ピカピカの蕎麦はコシの強さも強調されて食欲をそそる。
黒くて太い「深山(田舎そば)と「おせいろ」であります。
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先ずはそのまま「おせいろ」を啜る。
コツコツのコシが歯に伝わりいい香りが鼻に抜けてゆく。
いい蕎麦ですね。
汁に浸して啜る。
少々薄めに感じたが、蕎麦自体のレベルがあるため美味い。
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一気に食べ進む。
山葵を乗せて啜る。
辛味大根を乗せて啜る。
美味いですね。
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「おせいろ」を堪能し「深山」を頂く。
角の立った蕎麦は、これぞ蕎麦切りと言わんばかりの容姿である。
ゴツゴツの蕎麦をかみ締める。
美味いですね。
噛んでいるうちに甘みに変わる。
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素晴らしく美味い蕎麦ですね。
先代の味は知らないが、師弟の信頼関係が之程はっきりとわかるのも、日本ならではの事なのでしょうね。