麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打ちそば・うどん処 吉庵(埼玉県比企郡川島町吹塚764)

「すったて」で有名な埼玉県の川島町のお店を訪問した。
場所は非常にわかりにくい場所ですよ。
お店には12時を回って到着、駐車場は満車です。
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風になびく青い暖簾を潜った。
テーブル席の真ん中に座りお品書きを見て「すったて」を頼もうと思ったが、気分は蕎麦であった為「鴨汁そば」をお願いした。
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先客たちは全て「すったて」であった。
川島町の農家に受け継がれてきた料理が「すったて」

すり鉢で胡麻と味噌と合わせ、更に採ってきたばかりの大葉、胡瓜、茗荷などの夏野菜を合わせていっしょにすります。最後に冷たい井戸水を入れ、良く混ぜて付け汁としてうどんを食べる。

大豆を主成分とする味噌はタンパク質が豊富なうえ、発汗で失われた塩分も補給してくれます。
しかも胡瓜や大葉、茗荷のさっぱりした味わいが更に涼味を誘い、一気に食欲をそそります。
そして「鴨汁そば」が運ばれてきました。
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こんもりと盛られた、輪郭のしっかりとした中細の蕎麦ですね。
綺麗に切り揃えられています。
其のまま啜ると蕎麦の香りが鼻に抜ける。
コシは少し弱いように感じたが、それ程目くじらを立てるほどではない。
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濃い目に汁に浸して啜る。
薄めに切られた鴨が沢山入ってますね。
野趣あふれる味は蕎麦に実に良く合う。
美味いですね。
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二八で打たれた蕎麦は非常に綺麗に仕上がっている。
汁は能義の青みと白みが鴨肉の見た目を演出して実に美味そうだ。
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途中から蕎麦に七味を振って汁に浸して啜る。
美味い蕎麦でした。

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