麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

藪伊豆総本店(中央区日本橋3-15-7) ※薮睦会

休日に「萱場町 長寿庵」を訪問したがお休みで、はたと困ったが、首都高の向こう側に薮伊豆さんがあることに気付き、直ぐに目的地を変更した。
歩くこと5分、立派な佇まいが見えてくる。
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看板の下の石碑には「日本橋 江戸もみじ通り」と書かれている。
門を潜ると玄関に白い暖簾、そして石臼挽き自家製粉の文字が目に飛び込んでくる。
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門の脇の格子で囲まれた建物の中には石臼が見えている。
暖簾を潜り中に入ると「御二階へどうぞ」と立て札が置かれていた。
二階に上がると「お好きな席にどうぞ」と言われる。
適当に座りお品書きを見て私は「せいろランチ」¥1,050(冷たいそば二枚、海老天、野菜、かまぼこ、玉子焼き)と書かれている。
ご新造さんは「夏野菜の冷やがけそば」¥1,260(冷たいおそばの上に、なす、ピーマンの揚げびたしと葱をのせてそぼろのだし汁をかけてあります)をお願いした。
暫くすると「夏野菜の冷やがけそば」が運ばれてきました。
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タップリの茄子とトマトが非常に涼しげです。
そしてそぼろが盛られて汁に奥深さがでていて、美味い汁に仕上がっている。
そして「せいろランチ」が運ばれてきた。
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豪華な盛り付けだが、この内容で¥1,050はお安いように感じる。
そばをそのまま啜ると薄っすらと仄かに香りを残してはいるが、食感がどうでしょうか。
機械で仕上げられたそばはぷりぷりとした歯応えはあるものの、コシと言える物ではなく、そして角も無い。
せいろそば¥480 大もり¥630の価格帯を見るとやむを得ないと感じた。
汁は江戸前の汁でそばとの相性は抜群ですね。
せいろの一枚目を平らげてから「せいろランチ」のおかずを頂く。
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どれもそつが無く、しかし可もなく不可もなくであります。
海老天は歴史を感じさせるような出来具合で美味しかったです。
創業は明治15年のようだが、歴史を辿ると1830年蕎麦屋を生業としたのが始まりらしい。

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