麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

凡味 そばきり(高崎市問屋町西1-8-6)

高崎でも有名な「凡味 そばきり」さんを訪問した。
国道17号から一本裏の通りにお店はあります。
車で通りかかると一瞬見逃してしまういでたちですね。
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鬱蒼とした木で玄関すらも隠れるぐらいであります。
駐車場に車を入れてお店の暖簾を潜る。
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玄関周りも侘び寂を醸し出しているが、店内は一段と和のテイストを強めます。
玄関を開けると土間が広がり、右側には小部屋に分かれた小上がりが何部屋か見える。
一人である事を告げると、玄関の左側の細長い小上がりを指示された。
座卓につきテーブルに置かれたお品書きを見ると「三色そば」が目に飛び込んできた。
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「三色そば」の内容を聞くと「更科と紫蘇切りと田舎ですが、田舎はせいろうに代えられます」と言われたので「三色のせいろうでお願いします」と言った。
このお店の店主は「足利 一茶庵」で修行された人らしい。
お店の雰囲気やお品書きの内容を見るとそれは良くわかります。
そんな事を考えていると運ばれてきました。
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非常に見栄えのする器です、この器はたまに見かけますね。
蕎麦も噂どおりの端正な物です。
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ピントが少々ぼけていますが、ご容赦下さい。
先ずは、一通りそのまま啜る。
どの蕎麦も、香りが強く素晴らしい風味です。
そして、それぞれがしっかりとしたコシがあり美味いです。
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せいろうは二八で打たれた蕎麦ですが星が出ていて素晴らしい仕上がりですね。
風味、コシ、喉越しは申し分ありませんね。
美味いです。
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次に紫蘇切りですが、透明感のある更科は口に含み少し噛むと蕎麦の香りが口に広がる。
そして次に紫蘇の香りがほんのりと後から来る。
最後に甘みが残りますね。
良く出来ています。
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更科も細く切り揃えられ、口に運ぶと香りを湛えていて素晴らしい味わいです。
そば汁は辛めに仕上げられ蕎麦を三分の一程浸すぐらい充分でありました。
非常にレベルの高い蕎麦、注文してから出てくるまでの時間を考えても無駄の無い動きが想像できて安心して食べられました。
美味しかったです。


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