麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

日本ばし やぶ久(中央区日本橋2-1-19) ※木鉢会

創業明治35年の老舗「日本ばし やぶ久」さんを訪問した。
四代、100年の歴史らしい。
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芥子色の暖簾を潜りお店に入ると2人掛けのテーブルが三テーブルと四人掛けが二テーブのこじんまりとした店内。
しかし、三階まであるらしい。
店内には女性ジャズボーカルが流れている。
先ずは「浦霞」と「みりん干し三点盛り」をお願いする。
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みりん干しの内容は右から「ほたるいか」「片口いわし」「しまあじ」であります。
どれも良い味を出してますね。
冷たい「浦霞」にピッタリです。
ここで「せいろ」をお願いする。
暫くすると厨房から水を切る音が聞こえる。
すると運ばれてきました。
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藪そば特有の蕎麦の色、太さ、質感です。
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ど真ん中を箸で手繰る。
そして、そのまま啜る。
香りは弱いが藪そば特有のコシが歯に伝わる。
圧縮密度の高い歯ざわりが素晴らしく美味いですね。
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お客さんが殆ど居ない時間帯であった為か完成度は高い。
汁も所謂、藪そばの汁を踏襲しており、粋な辛い汁は蕎麦に合うのであります。
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山葵を乗せて汁に三分の一ほど浸して啜る。
これは美味い。
さすがに伝統的な味を100年続けてきた味ですね。
美味しい蕎麦でした。


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