食堂 多万里（さいたま市大宮区大門町1-69）

大宮駅東口を出て高島屋の裏にひっそりとあるお店「食堂 多万里」さんを訪問した。
お店の構えは昭和そのもの、何の変哲もない忘れされらたお店の雰囲気を出しているが、中年の伯父さんおばさんがどんどん吸い込まれてゆくのである。

この外観に人を呼び込む力があるようには見えない。
しかし、恐る恐る暖簾を潜ると直ぐに注文するカウンターがあり、先にお会計をするシステムです。

壁に貼られたお品書きを見て「半チャーハン＋ラーメン セット」をお願いした。
ラーメン、塩が￥550であります。
安いですね、此処の張られたメニューに￥1,000以上の物は無いですね。
グリーンのプラスチックの札のような物を手にし、ほぼ満席である店内を見渡していると、お店のおばさんが「そこに座りなさい」指示してくれましたので、そこに座ります。
お客さんはおばさんが圧倒的に多いですね。
そして、皆さんラーメンです。
そんな観察をしていると運ばれてきました。

先にチャーハンが運ばれてきていたのですが、ラーメンが出てくるまで我慢ですよ。
ラーメンのお手本のような姿。
基本中の基本といった形ですね。

グリンピースが年代を感じさせますね。
最高の姿ですよ。
スープを一口頂く。
昆布と魚介、鶏がら・トンコツといったスープでしょうか。
チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、グリンピースに刻み葱です。
美味いですね。
優しい味です。

多少、お腹の調子が悪くても大丈夫でしょう。
細い麺を啜ります。
少々柔らかめですが、旨みのあるスープを充分に絡めて美味いですね。
優しい淡白なスープにバッチリと合った麺ですね。

最高です。
続いてチャーハンを頂く。

チャーシュー、玉子、ナルト、刻み葱が均等に混ざり美味そうな雰囲気を出していますね。
蓮華で一口頂く。
ラードの香りを漂わせたチャーハンは、まさに昭和の味ですね。

これは美味いですね。
お酒を飲んだ後にガッツリ食べたいような味です。
昭和の香りを漂わせた大宮駅前の食堂は、素晴らしく美味しいラーメンとチャ-ハンで幸せを提供していますね。
美味しかったです。

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