精養軒カレーとハヤシのお店（中央区日本橋室町１－５－３）

先週訪問した「精養軒カレーとハヤシのお店」です。

プレハブ平屋の小さなお店ですよ。
しかし、上野精養軒正統派洋食屋のカレースタンドなのです。
何でも４０年は営業しているらしいですね。
お店の右のビルの９階に「上野精養軒 日本橋店」があり、そこから料理を運んで来るようだ。
ビルの９階は本格フランス料理店でして、私は訪問した事はないです。
お店の右側の小さなドアを開けてお店に入ると券売機が置かれている。

迷う事無く「カレーライス」と「玉子」のボタンを押して￥600です。
安いと言えば安い。
メニューにカニコロッケなどがあり、老舗洋食屋を感じさせますね。
席はコの時のカウンターのみ。
カウンターの真ん中は、さながらキッチンスタジアムのようであります。
キッチンスタジアムはおばさんが二人で切盛りする。
そのおばさんに食券をわたし「茹で玉子でお願いします」と告げると、直ぐに殻の付いたままの茹で玉子がお皿に乗せられて出てくる。
殻をむきながらカレー出てくるのを待つと、剥き終わった頃に「はいどうぞ」とカレーが出された。

昔ながらのステンレスの独特のカレー皿が良い感じですよね。
流石、４０年の歴史を感じます。
真っ赤な福神漬けを盛り付けて、自分で殻をむいた茹で玉子を載せる。
何の変哲も無い豚肉と玉ねぎだけのカレーです。

そして、しっかりとトロミが付いていますね。
一口頂くと、熱々ですが味は薄めです。
何か、特別な特徴があるわけでは無く、ゴクゴク普通のカレーなんですよ。
これが４０年続いてきた味なのです。
安くて美味しい懐かしい味でした。

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