麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

3月11日(金) 《日本橋 吉田(中央区 日本橋)~東北地方太平洋沖地震》

昨日は12時に会社を出て、私個人のメインバンクに向かい、色々と手続きを済ませてから昼食に向かう。
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日本橋三越前の「日本橋 吉田」でランチセット(おそばとミニ掻き揚げ丼セット)を頂く。
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綺麗な蕎麦ですね。
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そのまま啜ると、出汁も利いて美味いです。
葱を落として更に啜る。
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掻き揚げ丼も美味いですね。
汁がご飯にしみこんで美味いです。
満足して会社に戻り、パソコンを少し覗いていると、昼の休憩も終わり。
少しだけ外に出かけて所用を済ませて戻ったのが2時過ぎ。
三時半からTV会議があるので、その準備を少しする。
パソコンの画面を見ながら仕事をしていると、14:50分頃に揺れを感じる。
徐々に横揺れが強まる。
これは並みの地震じゃないぞと思い、書庫の前に座っている女性達に壁際を離れるように指示。
すると一気に揺れが強まり、ホワイトボードが落ちたり、積み上げられた書類が散乱し始めた。
パソコンの画面も倒れ、プリンターが右に左に動いている。
Yahooの画面を何度か開くと「宮城県 震度7」が表示される。
これは大変な事態だと感じた。
窓の外を見ると、ビルから人がどんどん外に出てくる。
当社の人間達も避難したほうが良いじゃないかと言い始めるが、今外に出るとガラスが落ちてくるかもしれないので、とりあえず揺れが落ち着くまで事務所内に待機しているほうが安全ではないかと判断した。
しかし、断続的な長い揺れは納まらず延々と続く。
改めて、大災害だと痛感する。
TVを見ると地震直後にも係わらず津波や火災が発生し始めている。
当然ですが公共交通機関は全面マヒ。
17:30頃を過ぎた辺りから少し落ち着いてきたように感じ、社員達の帰り方を検討し、女性を優先し帰られるように段取りし、私は徒歩で自宅に向かう。
18:30に会社を出て永代通りに出ようと思ったが、人が多いように思ったので、裏道を歩く。
墨田川大橋から永代橋を見ると、大勢の人たちが橋を渡っているのがかすかに見える。
そして、道路は渋滞してます。
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そして、葛西橋通りにでると、歩道には人の行列が延々と続く。
これは凄いですね。
本当に大災害です。
私も足を棒にして歩き続ける。
砂町の辺りまで来ると、中年の伯父さんに声を掛けられる。
「この行列は何処に向かっているのですか。この先に駅があるのですか。」
「多分、歩いている皆さんは家に向かって歩いているのだと思いますよ。」
と答えると「ええぇ~ 本当ですか!!」と大声で笑っていた。
いろんな人が居ますね。
此処まで来る途中の人形町付近では、私よりもはるかに若い男性が、浅草から人力車に乗って来ていた。
何を考えてるんだろうと、横目で見ながら通り過ぎる。
延々と2時間半歩いて何とか自宅に辿り着く。
ほっとしたのも束の間、11階まで階段を昇り疲れきりました。
だけど、何事もなく帰りつけただけで幸せでした。
テレビを見ていると、今回の地震の名称が決められた。
東北地方太平洋沖地震」であります。

今回の地震でお亡くなりになられた方にはご冥福を、安否の確認の取れない方達にはご無事を、被災された方々にはお見舞いを心から申し上げます。