麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打そば 上杉(武蔵野市御殿山1-3-7)

吉祥寺の渋い蕎麦屋さんに訪問です。
吉祥寺駅の南口を出て井の頭通りを少し下って、吉祥寺通りを左折し少し歩くと、左側に暖簾の下がった一軒家が見えてくる。
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渋い佇まいですね。
歴史を感じさせます。
白い暖簾を潜りお店に入り真ん中のテーブルに掛ける。
お品書きを見て先ずはビールをお願いした。
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アテは、焼きみそとからすみです。
みそを突きながら、蕎麦は何にするか品定め。
ビールを3杯ぐらい飲んで、後はご新造にお任せして私は日本酒をお願いする。
「菊正宗の冷や酒を下さい」とお願いした。
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非常にシンプルなメニューですよね。
そして良心的な価格です。
器も渋いな。
からすみもさっと炙られて食感は非常に良い。
冷たい日本酒に合います。
御主人は一茶庵で修行された方らしい。
一茶庵の系図にも出ていますね。

系図
一茶庵本店(足利)
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵桐生━━━━━ 源
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵宇都宮━━━┳ 達磨
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵横浜元町   ┣ 庵
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵太田      ┣ いけや
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵越谷      ┗ 仙良庵
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵栃木
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵市川
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵鎌倉
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵羽生
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵行田
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵浦和
┃ ┃ ┃ ┣━ 一茶庵柏
┃ ┃ ┃ ┗━ 一茶庵長野
┃ ┃ ┣━━━ 丸富 
┃ ┃ ┣━━━ 上杉 
┃ ┃ ┣━━━ 一栄
┃ ┃ ┣━━━ 凡味そばきり
┃ ┃ ┣━━━ 栄ごん
┃ ┃ ┣━━━ 八重車
┃ ┃ ┣━━━ 八兵衛
┃ ┃ ┣━━━ 竹之家
┃ ┃ ┣━━━ 一期一会 
┃ ┃ ┣━━━ 田久本店
┃ ┃ ┣━━━ 山本庵
┃ ┃ ┣━━━ 風花亭
┃ ┃ ┣━━━ 堂賀
┃ ┃ ┗━━━ 傘亭
┃ ┣━━━━━ こいけ
┃ ┗━━━━━ 村屋東亭
┣━━━━━━━ 車屋
┣━━━━━━━ 仙味洞
┣━━━━━━━ 伊豫
┣━━━━━━━ 徳兵衛
┣━━━━━━━ 喜峰庵
┣━━━━━━━ やまじん
┣━━━━━━━ 梅乃里
┗━━━━━━━ 天祥庵

冷えた菊正宗を飲みながら蕎麦を注文です。
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ご新造さんは「せいろ」私は「田舎」をお願いした。
「お蕎麦は直ぐにお出ししますか」と聞かれて「そうしてください」と答えた。
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直ぐに薬味が出される。
山葵が必要な人は別料金になっています。
暫くすると蕎麦が運ばれてきました。
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細く綺麗に仕上げられた「せいろ」ですね。
角の出た綺麗な蕎麦をそのまま啜って見る。
蕎麦の仄かな香りがする。
しっかりとした歯応えがあり美味いですね。
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ご新造さん半分位食べたところで、さっさっさと蕎麦に一味を振って頂いた。
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流石ですね。
そして、田舎です。
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幅広に仕上げられた蕎麦は見るからにゴツゴツとしていて、噛み応えがありそうです。
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蕎麦をさっと手繰ってそのまま啜る。
思ったとおりの密度の濃い仕上がり。
しっかりと程よく圧縮されていますね。
そして、蕎麦の香りが口の中に広がります。
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汁に浸していただきます。
薄めの汁ですから半分くらい浸しても大丈夫かな。
葱を落としていただく。
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一味を振って頂く。
美味いですね。
意外に丁度良い量の蕎麦でした。
美味いです。
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最後に半透明な蕎麦湯を頂いてご馳走様でした。



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