麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

天壇公園(世界遺産) 2011_07_15

北京入りした翌日は世界遺産周りです。
ある旅行社を通じて車をチャーターし、ガイドとドライバーを付けて頂いて一日で回りきる予定。
ホテルを朝8時30分に出発し、先ずはホテルから一番近い天壇公園(ティエンタン)であります。
本来であれば南門から入場し祈年殿(チー・ニイエン・ディエン)に向かうのだが、今回は東門から入ります。
時間短縮の為ですね。
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ガイドさんの説明では中国は高齢化が急速に進んでいる。
リタイヤされた方は年間パスポートを購入し、健康の為に公園でダンスや健康体操、ゲームなどをして過ごすのだそうです。
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もう、いきなり体操やっていますね。
中国では良く見かける光景です。
夜明けくらいから集まりだすのだとか・・・
公園を進むと案内板がありました。
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1420年に建設され、五穀豊穣の祭祀を行った宗教的な場所で1998年にユネスコ世界遺産に登録された。
私は1994年5月に一度訪れているので、その時は世界遺産では無かったのですね。
敷地面積は約273万m²あり、南門から入っていたらものすごく時間の掛かる見学になるので、東門から入場した理由がわかります。
ゴルフ場が3っつ分くらいありますね。
そして祈年殿に向かう。
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神厨に繋がる回廊があり、その廊下にはトランプや将棋、それ以外の趣味を楽しむ年配者が大勢います。
定年退職者のパラダイスですね。
楽器を持ってきて京劇をしている人たちもいます。
更に進むと、いよいよ祈年殿です。
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このゲートを通過しさらに進むと祈年殿の正面に出ます。
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素晴らしい建築物ですね。
柱の数や、欄干、階段などは陰陽思想でいう最大の陽数である9や、その倍数で構成されているのだそうです。
因みに、左の階段は9段ずつ三段になっていますよ。
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階段中央には一枚ものの大理石に彫り物がされています。
中国文化を象徴する龍が一番上に置かれていますが、コレは神を象徴とするものらしい。
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祈年殿は高さ38m Wikipedia によると25本の柱で支えられているのだそうです。
柱の本数が私の記憶と違うようにも感じるが定かではない。
しかし、素晴らしいです。
祈年門も立派ですね。
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門の向こうには沢山の人が行き来しています。
素晴らしい光景です。
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祈年殿の側面はこんな感じです。
綺麗なシンボリックな建物です。
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そして、建築の工程が展示された建物を見学。
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解りやすい図面が展示されている。
気温はどんどん上昇してゆく中、最初から素晴らしい建築物を見て感動ですね。
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祈年殿を後にして、車に向かうと健康ボールというエクササイズをしている人たちが居る。
ラケットでキャッチボールをするのだそうです。
体全体を使うので非常に体に良いとのこと。
中高年のおじさんおばさんが楽しんでいます。
これで天壇公園を後にした。

因みに、下記の画像は1994年5月に私が撮影したものです。
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