麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

自家製粉手打ち蕎麦 西荻窪 鞍馬(杉並区西荻窪南3-10-1)

東西線 西荻窪駅で電車を降りて向かったのは此方のお店。
杉浦日向子の「もっとソバ屋で憩う」で特撰五店の中の一つ「自家製粉手打ち蕎麦 西荻窪 鞍馬」さんであります。
駅を出て路地を歩いて行くと、行列の店が見える。
ラーメンが美味しい、老舗の「はつね」さんです。
ずいぶん前に2度程訪問した事があるが、その時も行列していたな。
美味しいお店は永遠ですね。

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その路地を進むと通りの角に「鞍馬」さんがあります。
白い暖簾を潜りお店に入ると、空席がありそこに座る。
先ずはビールと「いかめぼう焼き」をお願いした。

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揚げ蕎麦を頂きながらビールをあおる。
美味いですね。

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そして「いかめぼう焼き」が運ばれて来ました。
ビールをもう一本と、私は「甘皮蕎麦」、ご新造さんは「青大豆とろろ蕎麦」をお願いする。
「いかめぼう焼き」が美味いですね。
ビールが進みます。

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「甘皮蕎麦」が運ばれてきました。
甘皮の自然な色が良い色ですね。

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穀物感のある蕎麦はふくよかな趣がある。

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ご新造さんの蕎麦の「青大豆とろろ蕎麦」も出される。
とろろが良い色ですね。
うぐいす色と言う表現が良いかな。

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とろろが実に丁寧に仕上げられているのがわかる。

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蕎麦は角が立ち素晴らしいですね。

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「甘皮蕎麦」をそのまま何も付けずに啜ってみると、仄かな香りが口の中に広がります。
歯ごたえも丁度良い。
蕎麦の美味さが引き出されている感じだ。

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美味い蕎麦ですね。
薬味をそれぞれ試してみる。

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どれも、しっかり受け止められて、蕎麦との相性は充分。
美味い蕎麦です。
クラシックが小さく流れる店内では、静かに大人の時間が過ぎて行きます。

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そして、幕引きのそば湯ですね。
杉浦日向子さんの本「もっとソバ屋で憩う」の鞍馬さん紹介項での最後の一節
「浮き世の塵にまみれたら、鞍馬のソバが救ってくれる」
良いセリフですね。
満足のソバでした。