麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

自家製粉石臼挽き手打蕎麦 土山人 北浜(大阪市中央区伏見町2-4-10)

二日目の夜も一人で夕食です。
ホテルから歩いて10分少々の場所に「自家製粉石臼挽き手打蕎麦 土山人 北浜」があった。

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ベイジュ色の土壁のような渋い佇まい。
白い暖簾を潜りお店に入る。
確か此のお店も Jazz の小さなおとが流れていたような記憶。

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一番奥の禁煙席に座りお酒をお願いした。
福島の「天明 純米無濾過」です。
きめ細やかな味だと説明されていたが、確かに繊細な風味が美味しいお酒です。
蕎麦味噌と一緒に直ぐに準備された。
お摘みは「子持ちコンニャク」をお願いする。

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けっこう甘い蕎麦味噌を舐めて居ると「子持ちコンニャク」が運ばれて来た。
イメージとちょっと違っていたが、これは期待で来そうな雰囲気。

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山葵を乗せて醤油を付けて頂く。
これは面白い食感。
そして美味いですね。

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こんにゃくの歯ごたえがかなりしっかりしていて、尚かつ鱈子のつぶつぶ感が最高です。
蕎麦は「牡蠣南蛮」をお願いした。
辛味大根で「子持ちコンニャク」を頂きながら日本酒を流し込む。

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蕎麦が運ばれて来たが、何と「鴨南蛮」が運ばれて来たのである。
牡蠣と鴨の違いは、此の時はちょっと心の切り替えが出来ず、申し訳ないが拒否させてもらった。
間違いなく牡蠣南蛮とお願いしたし、私の過去の記事を見ても鴨せいろは食べているが、鴨南蛮を食べた記憶が無い。
そこからまた暫く待つと運ばれて来ました。

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透明な汁に焼いた葱と牡蠣が5個盛られている。
牡蠣南蛮を色んなお店で食べてきたが、これほど透明な汁で出したお店は少ないように思った。

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白出汁が良い感じですね。

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先ずは蕎麦を頂く。
蕎麦の食感、喉越しは申し分ないが出汁が薄くちょっと温く感じた。
丼を持って汁を啜る。
やっぱり、ちょっと温くて薄いと感じた。

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牡蠣は中が生でした。
でも生でも食べられるレベルの牡蠣だろうと思い、そのまま頂く。
葱の火の通りも甘いように感じる。
所謂、葱の芯の部分が生なのである。
ちょっと残念だったが、しっかり頂きました。

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黒七味を振って頂く。
程よい辛味が汁に回って美味いですね。
蕎麦は良い感じだが、やっぱり出汁が薄い。
次回、訪問する機会があれば、せいろを頂いてみよう。