麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

純そば 竹生庵(大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル B2F)

この日は夕方から大阪へ移動です。
久しぶりに東海道新幹線に乗る。
ここのところ時間に追われて飛行機が多かったですからね。
新幹線から観る富士山も雄大です。
そして、稲穂が黄金色になってきましたね。

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新大阪に午後6時過ぎに到着し、JRで大阪駅に向かった。
ホテルに入る前に食事にしよう。
迷路のような地下街を大阪駅前第3ビルに向かう。
そして着きました。
カウンターだけの手打ち蕎麦屋「純そば 竹生庵」さんです。

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先ずはヱビスの瓶ビールと「宇和島の手造りジャコ天」をお願いする。
直ぐに準備された。

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大根おろしとネギが乗っていかにも美味そうだ。
ネギと大根おろしを乗せて口に運びヱビスで流し込む。
美味いですね。

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このお店は一種独特の臭いがする。
それは、この石臼から出ているのかもしれませんね。
カウンター越しに石臼がゆっくりと廻っている。
コネ鉢やのし台も目の前に置かれていて、まさに三たてだよと言わんばかりだ。

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「合鴨(もも肉)白ネギ炒め」が出て来た。
これがまたビールの摘みに最適である。
熱々に山椒が掛かっていて最高のお味。

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本醸造 太平山 生酛」を冷やでお願いする。

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お店のご主人のご夫人と思しき女性が、枡と一升瓶を運んで来て注いでくれます。

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お酒が枡の角から溢れ出し表面張力を保っている。
枡の角をちゅっと啜って塩を盛る。

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枡を持って口に運んだ。
美味いですね。
ここで、旬の水茄子も出て来た。

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程よく冷えたジューシーな水茄子。
サックリしていてじゅわ~っと汁が口に広がる。
これは美味いですね。
太平山を2合も飲んじゃいました。

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気分んも良くなって来たところで蕎麦にしましょう。
セイロと太打ちを半分づつ出来ないか相談すると「いかようにでも出来ますよ」と言うので、1.5人前を半々でお願いした。
お蕎麦は岡山県真庭市蒜山《ひるぜん》高原の常陸秋蕎麦だと言う事です。
そして十割ですね。
最初のざるそばが出された。

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良い色ですね。
ピカピカの蕎麦は角が出ていかにも歯応えがありそうだ。
そのまま啜ると見た目通りの素晴らしい蕎麦。
旬の風味も充分だ。

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山葵を乗せて啜る。
んん~ 美味い。
汁の出汁加減が蕎麦にベストマッチだ。

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ネギでいただく。
美味いですね。
ふくよかな蕎麦の香りが鼻に抜ける。

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最後に一味でいただく。
美味い!!

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もの凄い近い距離でお主人が調理されているので、此方の食べるスピードも解っている。
もの凄くいいタイミングで太打ちが出される。

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これがまた良い蕎麦だ。
角材のように角が90度に出て、いかにも歯応え充分、香り充分と行った風体。

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穀物感が出ていて、程よい圧縮感が見える。
一本をそのまま啜る。
当然ですが、喉越しではなく噛み締めるそばです。
これがまた美味い。

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汁に半分くらい浸して啜る。
美味いな。

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山葵でいただく。
爽やかな山葵の風味と香り豊かな蕎麦の味が渾然となる。

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最後に一味で戴きます。
ぱっと華やいだ味に変化するとこれがまた美味いのですね。
素晴らしく美味しい蕎麦でした。
北新地の蕎麦屋は殆ど廻りましたが、このお店はなんで今迄気がつかなかったんだろう。
もっと早くほうもんしたかったです。



※今日は台風です。皆さん外出は気を付けましょう。