麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

ちょっとピンぼけ ロバート・キャパ

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1913年ブダペストハンガリー)生まれの戦場写真家 ロバート・キャパ の自伝的な本です。

所謂、ユダヤ人であったキャパは20歳で祖国を捨てる。

従軍記者登録した一文無しのキャパは、ニューヨークの屋根裏部屋のベットの上で空腹を抱えて寝てい

るところから文章は始まる。

週刊誌コリアーズから偉大なる戦争報道写真家と認められ、前渡金1,500ドルを受け取り英国へ旅立つ

のです。

戦場の悲惨さを伝えた写真が凄いです。

下記画像は、この本の表紙に使われた「ノルマンディ上陸 オマハ・ビーチ」です。

あまりの砲撃に手が震えピントがぼけちゃったんですね。

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この写真もピンボケだ。

凄い!!

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1937年「斃れゆく民兵(ミリチャ)」を発表し世界の名声を得る。

この兵士は「クカラッチャ、クカラッチャ…」と叫びつつアンダルシアの丘の岩の影から突進した。

「クカラッチャ」とはメキシコ農民一揆の叫びらしい。

面白い本です。