麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

西葛西の蕎麦屋 ~ お好み焼 鉄板 ねぎ焼 『京都 きん家』(江戸川区西葛西6-13-14 丸清ビル1F)

ある休日に手打ちそばが食べたくなり、近場で済まそうと西葛西に向かう。
そして、此方のお店に入る。
空いている好きな席にどうぞ言われて、4人掛けの席に座るとテーブルの上には何も無かったものの汚い状態だ。
所謂、布巾で拭いてないので水がこぼれてたり、食べた後の残骸が所々に。
注文を聞きに来て、慌てて布巾を取りにいって、その間別のテーブルに置いたお茶と濡れ御しぼりと箸を忘れてしまい、テーブルを拭き終わった後にお茶を出し忘れる。
この歯車の回り方はちょっと危険な臭いがしたが、この時点ではどうする事も出来ないのである。

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フロアの少し年配の女性を呼んで、注文を入れる。
イカ焼き」と「湯葉刺し」そして「ハートランド」と「吟嶺立山」をお願いしてから「蕎麦は後からお願いしますから」と付け加えた。

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直ぐにお酒も準備されて、私はビールを一杯飲んでから「吟嶺立山」をちびちび舐める。
美味い酒ですね。

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湯葉に山葵を乗せて醤油に付けて食べる。
美味しいね。
しかし「イカ焼き」がなかなか出て来ないね。

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すると小さな子供を連れたご夫婦がお店に入って来た。
隣の席に来るなよと思っていると、見計らったように隣の席に座った。
夫婦の旦那がメニューを見始めると、お店のバイト風のお兄さんがイカ焼き」を手に持って来て隣の席に置いた。
私は心の中で「いや、それはこっちの席のものじゃないかな?」「だって、隣の旦那は今メニューを見ている最中だよ」
店の人は何時になっても気がつかないし、冷めたものを此方に移動されても気分が悪いので、暫く様子を見守っていたが気がつく気配がない。隣席にイカ焼の次にビールを運んできても気がつかないのである。それよりも何よりも、一品料理の「イカ焼き」をいきなりテーブルに出されて、不思議に思わない隣の席の夫婦に驚く。
年配の女性を大きな声で呼ぶと、私に隣の席の旦那が「今から僕が注文するから後にしてくれる」とメニューを見ながら言うのである。隣席の人に私が言われる筋合いの事ではないので、もう一度「すみません」と大きな声で呼ぶと年配の女性が出て来た。
イカ焼きはまだですか」と聞くと「時間が掛かりますので、もう少しお待ちください」と言われた。この時点で「人を舐めてるのか」と怒りが込み上げて来た。
すると、おばさんが厨房から走って出て来て、隣の席の「イカ焼き」を下げてしまった。あれを出されても敵わないので、飲み物を飲み干して店を出る事にした。隣の旦那は「付き出しかと思ったよ」と声に出したものだから私の怒りは爆発寸前までヒートアップ。店の対応もバカなら、隣席のお客も馬鹿だった。ビールが出てくる前に一品料理の「イカ焼き」を突き出しで出す店なんて見た事がないよ。しかも、一品料理か突き出しか見たらわかるだろう。こんな浅はかな魂胆を目の当たりにして、凄い夫婦だなとつくづく思いました。頼んでもないものを出されて、食べてからお金を払えと言われても払えないよと言う結末でしょう。
店の人に「もうイカ焼きは要らないから、勘定してくれ。この対応は酷いんじゃないの、もの凄く気分が悪くて食べる気になれないよ」と言って店を出るが、ご新造さんがなかなか出て来ない。お店に戻って「何をしてるのよ」と聞くと、店の人がお勘定を間違えておつりを少なく出したようだ。もう一度計算し直して金額は合ったが、釣り銭の金額をまた間違えて・・・ もう二度と此方のお店には来ないと思います。

鼻息も荒くなって、近年まれに見る気分の悪さだ。
こんなにアホな対応とアホな客を見て、これが社会なんだなとつくづく思いました。
ちょっとしたミスがあっただけで、誰も悪い事はしていないのですからね。

さぁ 気分を取り直してちゃんとした食事をしよう。
そう思って向かったのが此方の『京都 きん家』さんです。

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時間も午後の3時頃でしたので、お客は二組だけ。
テーブル席に座ってお酒を頼む。
「香田 特別純米」の冷やで飲み直しだ。

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直ぐに準備される。
河豚皮が美味しいですよと言うので、河豚皮もお願いした。

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河豚皮には日本酒に合いますね。
これは旨いです。
しかし、この日本酒の出し方は何時からこうなったんでしょう。
我が家と一緒じゃないですか。

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京都 七味家本舗の七味です。
流石、京都のお好み焼き屋さんですね。

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先ずは焼そばです。

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歯応えのしっかりした麺にタップリの野菜。
イカと豚が入って、ソースの味で纏められている。
旨いですね。
日本酒が合います。

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紅ショウガを散らして、これは最高!!

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確か、ミックス玉だったかな。
ソースがタップリで旨そうですね。

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小皿に取り分けて食べます。

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ここで、日本酒のお代わりだ。

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お好み焼きがうまい。

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マヨネーズを掛けて食べると最高です。
お店の対応もしっかりとして、経営者の姿勢が従業員の行動に反映されている。
いいお店である事の、一つの条件ですよね。

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カウンター越しに見える厨房も整然として、流石ですね。
良い味を維持するには、この様になるのでしょう。

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食事を終えてお勘定です。
ご新造さんの足が見てますね。

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良い看板です。
お酒を飲み直してようやく気分も晴れて来た。
こんな私に付合ってくれているご新造さんに、一番感謝しなければなりません。
ありがとうね!!