2015_06_12 団結湖站 ~ 王府井站
出張10目の朝は、朝食無しで予約した安ホテルを外出だ。
ちょっとだけお散歩してから、チェックアウトをする魂胆。
とにかく早く起きてシャワーを浴びて、動きやすい格好でロビーに集合だ。
ホテルは三里屯の住宅街の中に埋没するように存在するが、人間味があって悪くない。
フロントで紫禁城への行き方を聞く。
地下鉄が一番手っ取り早合いという。
それは承知のうえだ。
果物屋は早朝から営業してるのですね。
中国の人たちは、朝食にフルーツを食べるのでしょう。
最寄り駅の団結湖站に到着。
階段でプラットホームを目指す。
王府井站まで4元だったかな。
中国では公共交通料金は安いのだ。
団結湖站で乗り込み国貿站で乗り換えだ。
もの凄い満員電車かと思いきや、意外に大丈夫だった。
肌が触れ合うような状態じゃなかったと言う事です。
王府井站で電車を降りて食事を摂る事にする。
たまたま吉野家が見えた。
面倒だからここで良いよと言う事になり、カウンターに向かう。
私はピータン粥と青菜と春雨の包子です。
この包子は悪くないね。
ピータン粥はケンタッキーに軍配だ。
サラッと朝食を食べて地上に出ると、見事な快晴だ。
こんなに素晴らしい青空は、中国で見た事が無い。
極端な政策が効いて来てるのかも知れない。
経済に影響を与えなければ良いのですが。
中国の銀座通り、王府井の入り口です。
時間が早いので人はあまり居ない。
北京飯店
ラッフルズ北京
貴賓楼飯店
中国の要人、海外の要人が泊まるホテルは長屋のように続いている。
とにかく桁外れに大きな建物ばかリ。
そして、ここで公安の職質だ。
我々に職質をする警官。
わざとでしょう。
国家権力を行使する若造にパスポートを提示する。
屈辱と思う前に、精神性のレベルの低さに萎えてしまった。
世界第二位の経済大国の秩序を守る公安は、こんなものかと言う事です。
ネクタイ無しのスーツを着てたからだとしたら、本当に情けない。
そして、荷物検査にこの大行列だ。
10分は待ったろうか。
何時しか私の後ろに、私より年配の男性が近寄って来た。
ほぼ体がくっついた状態で、後ろから体を押すように進んでくる。
この行為について、流石に日本語で「くっつくな!!!」と声を荒げてしまった。
非常に気分の悪い行為だったのだ。
これだけ人が渋滞した状態で、だれも割り込んで来ないし急ぐ事も出来ない。
そして、ゆっくりだけど確実に進んでいる。
「何をしたいんだ、この爺はぁ~~~」となったわけです。
続く・・・