麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

石臼挽き手打そば 京橋 紅葉川(中央区京橋2-8-10 丸茶ビル1~2F)

中央通と昭和通の間に位置する「京橋 紅葉川」を訪問した。
先ごろ、本家である「室町 紅葉川」を訪問したばかりだが、前々からこちらも訪問してみようと思っていた。
緑の暖簾を潜りお店の中に入る。
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入り口の左側に石臼が置かれている。
お店の真ん中の席を指定されそこに座った。
蕎麦打ちの台が右奥の角に鎮座している。
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お品書きを見てツレは「鍋焼うどん」を、私は「かき南ばん」をお願いした。
実は先日「室町 紅葉川」さんで、私の後の入店したご年配のご夫婦の注文を小耳に挟み、「かき南ばん」も試してみたいと思っていました。
旬が終わると間違いなく消える商品である為、今しかないと判断してしましました。
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暫く待つと、予想に反して「鍋焼うどん」が先に運ばれてくる。
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透明な白出汁の汁に手打のプルプルうどんが泳いでいる。
そして、車海老の天ぷらが横たわっていた。
汁は非常に良い出汁で、旨みが凝縮されている。
車海老の天ぷら、蒲鉾、出汁巻き、竹の子、椎茸、ほうれん草、つくね、葱、玉子が煮込まれて素晴らしい物です。
食べた人の感想は「具は盛りだくさんで、出汁が美味しくうどんに合っている」との事でした。
次いで、「かき南ばん」が運ばれてきた。
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白濁の汁が「これは大丈夫かな」と思わせる雰囲気でしたが、れんげで一口汁を啜るとその不安はかき消された。
鰹出汁の汁に塩で味を付けたものであろう。
牡蠣の風味が充分に出ている。
蕎麦を啜る。
手打のコシを残し汁を絡めて口の中に入ってくる。
これは美味いですね。
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柚子と三つ葉がアクセントになって、牡蠣の濃厚な風味とのバランスをとっている。
牡蠣は三個入っていたが、どれも大粒で食べ応えのある濃厚なものでした。
私の今年最後の牡蠣南ばんでありました。