麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打ちそば・うどん 三鷹 砂場本店(三鷹市新川6-36-31)

国立天文台に向かい車を転がしていたが、途中でお腹がすいたため食事をとる事にした。
元々、途中ではなく深大寺で蕎麦を頂こうと思っていたものですから、下調べも何も無い。
カーナビで検索すると「砂場 本店」なる名称が直ぐ近くに出てきた。
取り合えづお店の前に行き判断する事とする。
そして、ナビにセットし直ぐにお店に到着。
看板に手打の文字が見える。
ここで良いだろうと、駐車場に車を止めてお店に入る。
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二重の扉を開けてお店に入ると靴を脱いで席に座るシステムです。
お品書きを見て、私は「柚子きり そば」をお願いした。
連れは「竹セット」天丼&きつねそばですね。
「柚子きり そば」が運ばれてきた。
ぱっと見た瞬間「えええぇぇぇ~~~」と思いました。
蕎麦が普通の蕎麦なのです。
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何打これはと思いつつ蕎麦猪口を見ると、小さなすり鉢の下に白胡麻をまぶした柚子の千切りが入っている。
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これを擂って蕎麦汁を注ぎ、蕎麦の汁とするのだと直ぐに察知したが、少々がっかりである。
本当に手打なのか疑問が沸いて来る。
蕎麦をそのまま啜る。
香りは殆ど無しです。
さっくりとしたコシがあるが、急速にコシは消えてゆく。
小さなあたり鉢の柚子を擦る。
そばつゆを注ぎ蕎麦を浸してから啜る。
柚子の香りが花を抜けてゆく。
いい香りです。
しかし、これも直ぐに薄れてゆく。
大正12年創業の老舗であるが、伝統の味を味わいたかったです。
次いで、「竹セット」が運ばれてきた。
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天丼ときつねそばなのですが、何故か味噌汁も付く。
温かい蕎麦に味噌汁が付くセットは始めて見たと思う。
天丼はかぼちゃと海老と獅子唐です。
少々品数が少ないようにも感じます。
きつね蕎麦は若布なども入りいい感じだが、総合的にはごく普通だったようである。
まあ、飛び込みで入ったお店でもあるし、良しとしなければならない。