麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

石臼十割手打そば かりん亭(宇都宮市江曽島町1425)

午前の仕事を終わらせて、次の仕事に向かう途中に「石臼挽き十割そば」の文字を見て吸い込まれた。
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駐車場に車を止めて突撃準備を整える。
デジカメと財布をバックから出すだけだが。
おもむろにドアを開けると、熱風がまとわり付く。
車のナビの温度計は35度を表示していました。
うわぁ~~~ 熱いなぁ~~~ 
避難するようにお店の暖簾を潜る。
そして、メニューを見ると単品物が探せない。(この時点で見逃していた。暑さの所為か。)
蕎麦は二八蕎麦である為、しょうがなく「海老・かき揚げ天ざる」をお願いした。
待つ間にもう一度メニューを見ると、十割は¥200増しである事が判明。
お店の女性に、変更が間に合うか聞くと大丈夫と返事が来た。
したがって、蕎麦を十割にして頂く。(我がままですね)
そして、運ばれてきました。
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太い本山葵と掻き揚げの海老が大きめ。
そして蕎麦が多いですね。
手打ちの感じが見た目にわかる蕎麦です。
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蕎麦をど真ん中から手繰って、其のまま啜る。
(ど真ん中は下品じゃないんですよ。蕎麦は下から一つまみずつ盛るんです。ど真ん中から取って絡まない蕎麦が正統派です。)
そのまま啜った蕎麦は、香りは弱いが角の立ったコシのある信州風の蕎麦ですね。
北海道の音威子府村産のそば粉を使い、玄関脇で挽いた石臼挽きの手打ち十割そばです。
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本山葵をすりおろし蕎麦に乗せて汁に半分くらい浸してから啜る。
本山葵がピリリとして蕎麦の輪郭が引き立ちます。
美味いですね。
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たっぷりの蕎麦を三分の二ほど頂いてから、海老の掻き揚げを頂いた。
隙間の開いた掻き揚げは火の通りも早く衣が白い。
箸で割って天汁に浸して食べますが、丁度良いインターバルです。
美味しい蕎麦でした。