麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

元祖手打ちそば 玉川屋(青梅市御岳本町360)

真夏日の日曜日、少し涼しい所に行きたくなってお昼前に自宅を出た。
日差しは強烈です。
向かった処は奥多摩ですね。
とりあえず玉川屋でお蕎麦を食べてそれから行動しようという魂胆。
ほぼ2時間を要して到着。
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おおぉ~~~
渋い景観ですね。
山間の街道筋に佇む茅葺の建物は、昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気です。
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脇差を差した侍が、楊枝をくわえてひょいと出てきそうです。
お店に入ると靴を脱いで板の間に上がるようになってますね。
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下駄箱に靴を入れて板の間を進む。突き当りを左、更に進み突き当りを左。
更に進み左側の座敷に入る。
入って直ぐのテーブルに座りお品書きを見る。
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私は「大もり」、ご新造さんは「天ざる」をお願いした。
お品書きの裏を見ると「口上」が書かれている。
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当店ではお客様方の健康を考え化学調味料等は一切使用しておりません。
そばのタレから各々お召し上がりのだしは全て本鰹節を中心として天然のだしで味つけ致しております。
この姿勢は当店の全商品に生きております。 
店主
なるほどと関心していると、いつまでたっても運ばれてきませんね。
お酒を飲まれている人たちには、お摘みが出されていますが、メインの蕎麦は出てきません。
かれこれ、30分以上待った頃に「お待ちどうさまでした」と運ばれてきました。
御免なさい。
「天ざる」の画像は思いっきりピンボケです。
ご容赦ください。
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天ぷらは「ししとう、舞茸、レンコン、春菊、茄子、南瓜、海老」であります。
感想を聞くと「天ぷらは冷えています」との事であります。
2時30分を過ぎた頃でもほぼ満席です。
しょうがないですね。
同時に「大もり」も出された。
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平打ちのような感じですが、幅が不ぞろいで平打ちとそうでないものが半々のような感じですね。
其のまま啜ると、蕎麦の香りが充分に香ります。
さすが、北海道江丹別蕎麦粉使用店ですね。
そして、顎に伝わる歯ざわり。
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蕎麦の画像の陰影が、その歯ごたえを感じさせる画像となっていると思います。
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そして、蕎麦の横顔が実に良い感じです。
瑞々しく生き生きとしていますね。
そして、空間が呼吸をしているように見える。
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決して悪い蕎麦ではないが、大量生産の弱点が少し見え隠れしているところが気になった。
美味しい蕎麦でしたよ。
だけど、お客さんの少ないときにもう一度訪問してみたいです。

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