麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打ちそば 番町庵(青森県八戸市番町23)

八戸市中心街にある手打ちそばのお店「番町庵」に昼時に訪問した。
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入り口はいかにも拘りの蕎麦屋を意識した作りです。
お店は2階にあり、暖簾を潜り階段を上る。
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お店に入るとテーブル席は満席です。
窓際の小上がりに上がる。
壁を見ると色紙が何枚か飾られている。
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地井武男がお散歩に来たんですかね。
有名な役者さんの色紙が何枚もあります。
●番丁庵の手打ちそばは
「そば粉9+割粉1」と「冷水」で打つ九一そばです。
玄そばを「ゴミ取り」、「磨き」、「脱皮」したものを石臼で挽いた全粒粉を使用しております。
産地は北海道、山形、秋田、会津の物でそば粉の状態を見て最良の割合で混ぜ合わせ打っております。
●健康と味へのこだわり・・・スローフード
しょうゆ、みりん、塩、砂糖、酢、みそは昔ながらの手作りのものを厳選し、化学調味料食品添加物は一切使用しておりません。
だしも、かつお、宗田、さば、昆布、しいたけで取っております。
お子様からご年配のお客様まで安心してお召し上がりいただける当店自慢の「手打ちの健康なそば」でございます。
そして、ご新造さんは「冷天ぷらそば」、私は「南部殿様そば(二色蕎麦に天ぷらが付いた物)」をお願いした。
二色に蕎麦は「せいろ」と「紫蘇切り」であります。
暫くすると「冷天ぷらそば」が運ばれてきた。
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大きな海老と茄子天が印象的です。
蕎麦のコシは充分にあるとの事で満足の蕎麦であったようです。
そして「南部殿様そば」が運ばれてきました。
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山葵は本山葵、天汁は別の器、この辺で拘りが本物だなとわかりますね。
先ずは「せいろ」を頂く。
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ご新造さんの言うとおり、非常に密度の高い蕎麦感ですね。
ぎゅっとかみ締める蕎麦ですね。
そしてしなだれる事を嫌うテンションがあります。
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角が立ち丁寧に切り揃えられた蕎麦は極上であります。
辛目の汁に半分ほど浸してから啜ると、これは素晴らしいですね。
次に、「紫蘇切り」です。
見る限り白く透明感があり青紫蘇がちりばめられて、こちらも完成度が高く見える。

そのまま啜ると、蕎麦の食感は抜群であるが、紫蘇の香りが弱いように感じる
角の立った艶やかな更科は、喉越しに甘みを残し素晴らしい。
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汁に浸すと、更に蕎麦に甘みが増して美味い。
どちらも完成度が高く美味い蕎麦であります。
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最後に「天ぷら」を頂きながら蕎麦湯を堪能する。
美味い蕎麦でした。

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