池波正太郎の世界21 朝日ビジュアルシリーズ

21巻目のテーマは鬼平犯科帳5回目です。
作品の舞台裏は池波担当を7年間勤めた鈴木文彦氏によるもの。
色んなエピソードが綴られている。
面白いのが『歴史を知る』で長谷川平蔵の年収はいくらだったか？です。
現代のお金にして6,720万円。
これは火付盗賊改の活動費も含まれており、家計は厳しい物であったらしい。
ゆかりの名店は「ぼたん」
神田須田町、戦災を免れた地域で今も古い建物が歴史を感じさせます。
私も何度か訪問した事があり、昔の味を守り続けるいいお店だと思います。
お隣は「鮟鱇鍋屋」で此方も何度か訪問しました。
いい場所ですね。