#読書
日中はビールを飲んで蕎麦を食べてホテルに戻り、ベットに横になっているとそのまま寝てしまった。 携帯電話が鳴りだして昼寝から起こされる。 日本からの電話だ。 電話に出ると、東京で一緒に働いている人間からだった。 土曜日に体調が悪くて病院に行くと…
前日は早めの夕食を、96広場の中華レストランで頂く。 野菜中心で美味しかったですね。 そして、早めに就寝。 だから、朝は調子がいいです。 早く起きて、6時台に朝食を頂いた。 カレーチャーハン、目玉焼き、トマトのソテー、キャベツとキクラゲ、野菜サ…
編集人 武田憲人氏が関西人へのささやかな挑戦状という隠しテーマで編集された雑誌です。 東京で食べられる 稲庭うどん、白石温麺、水沢うどん、おしぼりうどん、ほうとう、吉田のうどん、 味噌煮込みうどん、きしめん、氷見うどん、大阪うどん、伊勢うどん…
【内容】 文化10年、富山の百姓一揆にまきこまれ、過って妻のおはまを刺殺してしまった岩松は、国を捨てて出家した。罪の償いに厳しい修行をみずから求めた彼を絶え間なく襲うのは、おはまへの未練と煩悩であった。妻殺しの呵責に苦しみつつ、未踏の岩峰・槍…
スキャナーの読み取り面より本が大きい為、少し画像がかけているがしかたが無い。 2005年に「みなとみらい」で開かれたルーヴル美術館展で購入した本。 この本の中の67ページ『マーラーの死』という絵がありますが、この絵の人物はダヴィンチ・コード…
世界で7,000万部、日本では1,000万部売れたベストセラー作品。 今更、説明するまでも無いですね。 聖杯伝説の謎に迫るフィクション小説。 いやぁ~ とにかく面白いです。 作者は「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事…
脱獄囚、佐久間清太郎の生涯をノンフィクション的に描いた作品です。 本の解説 昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和23年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の4度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密な計…
この本は江戸の粋な女性が主人公。 菓子舗笹屋の後家であるお歌は、雨宿りの小屋で浪人 馬杉源吾に手込めにされてしまう。 だけど、お歌は被害者ではない何かが心の奥底に残る。 お歌は菓子舗笹屋の運営と実家の料理屋大村を託されるが、なかなか思うように…
「仕掛人」になって行く侍と煙管職人の娘が、若松屋で女将に出世してゆくお話。 侍、辰蔵は父の敵を捜し求めて江戸を彷徨う。 一文無しとなった辰蔵は、父の形見である煙管を売る事を思いつき煙管職人に持ちかけるが、にべもなく断られカッとなって切り殺し…
池波正太郎著の「乳房」は鬼平犯科帳の番外編としてあるが、内容としては長谷川平蔵が長官になる前にさかのぼるお話である。 足袋問屋加賀屋治助方の女中のお松が、自分を棄てた男、勘蔵を殺害する事からお話は展開するのです。 勘蔵にさんざんもてあそばれ…
鬼平の最終巻です。 前作の続きから話は始まる。 快調にお話は展開し、内容の奥深さは素晴らしい。 だけど、結末に辿り着く事の出来ない終わりに何とも言えない寂しさがある。 作家としての力を振り絞った結果が未完。 作家魂に敬服するばかりだ。 第百六十…
このお話は平蔵の亡き父親の隠し子が現れる事から始まる。 長谷川平蔵の妹が出現するのであります。 平蔵は一人で小さな居酒屋を営む妹を、火付盗賊改方の役宅で従事させるよう事を運んだ。 そして本題の事件へと話は発展してゆく。 盗賊のお頭は、女であり…
第二次世界大戦中に第二号艦として、三菱重工業長崎造船所に発注され建造された「戦艦武蔵」のお話。 建造期間4年4ヶ月、艦齢は2年2ヶ月で(1944年10月24日)沈没する。 興味深い逸話が盛りだくさんで、面白いですよ。 戦争に突入すると後に下がる事が出…
この本は幕末から明治初期に、初めて洋食に出会った侍たちの事を書いた本です。 開国後に海を渡った日本人達の記録を辿って、侍たちの苦闘と感動の日々を書き綴っている。 洋食に慣れる者もいればうけつけない人間もいた。 カレーを初めて食べた日本人。 外…
久しぶりに鬼平犯科帳の更新です。 22巻目は「特別長編 迷路」ですね。 お話は捕物から始まる。 池尻の辰五郎率いる一味を一網打尽にし、一息ついた頃に半弓を用いて与力 秋本源蔵暗殺事件が起きるのである。 平蔵と長男辰三は何とか襲撃をかわすが、下僕…
こんな雨の日は家の中で芸術鑑賞。 音楽を聴きながら一枚一枚絵を見る。 ゴッホの絵に感動して『わだばゴッホになる』と芸術家を目指した話は有名ですよね。 釈迦十大弟子や大聖妙愛染明王尊像などは素晴らしいです。 更なる飛躍の為に、下記のクリックをお…
〈本の説明文〉 「はじめてフランスへ行った。フランス映画を四十何年も観つづけてきていた所以か、すこしも違和感がなかった。」言葉は通じなくとも、老夫婦が営む居心地のよい居酒屋をみつけ、旬の味覚に舌鼓をうち、絵筆を動かし、仕事を忘れて悠然たる時…
随分前にこの本を買って小麦粉料理に挑戦しました。 まずは餃子でした。 突然の来客があったとき「これから家に帰るなら、家でご飯食べていきなよ」と声を掛ける。 「良いの」と返答があって「ああ~ いいよ。たいした物無いけどちょっと待っててね」 待つこ…
本の帯 落語の神様と江戸散歩 江戸末期から明治にかけて、 多くの文人に影響を与えた、 円朝作品の創作の舞台を、 円朝の言葉と共に辿り、 失われた人情の機微にひたる旅日記、 落語の神様の言葉の芸術と言いましょうか、その言葉を読み解きながら実際に作家…
久しぶりに本の更新です。 週刊新潮が戦後のスキャンダル(事件)を報じた記事をまとめた本です。 映画になったスキャンダルもあります。 小野田少尉帰還、政治家のスキャンダル(角さんや宗男さん)、今はもう無いホテルニュージャパン、佐川君、 三島美学…
この巻は細川峯太郎の「泣き男」から始まる。 勘定方から探索方になったが、権之助坂の一件で勘定方に戻されていた細川峯太郎が手柄を立てて探索方に戻る話し。 人情話のようだが平蔵の思いやりが滲み出て非常に面白い。 「瓦割り小僧」も完成度が高いですね…
「金沢藩士猪山家」武家文書のなかに、精巧な武士の家計簿が含まれている事を、著者は偶然に知った。 凄まじい社会変動を生き抜いた猪山家の歴史が克明に書きとめられた古文書を、著者は解剖してゆくのである。 そして、武士がどのようにして庶民になってい…
NHKから「コメディお江戸でござる」が放送されたのは1995年3月30日から2004年までの間。 「杉浦日向子のおもしろ江戸ばなし」コーナーを文庫本化した物です。 お江戸のハンドブックですよ。 移動中にちょこちょこ読んで、想像を膨らませると非常に面白い…
土佐勤王党 岡田以蔵の生涯 幕末、京の街を震え上がらせた一人の剣士 久しぶりの本ネタですね。 時代の変革期に力強く生き抜いた人間を描いた短編集です。 特に幕末に「人斬り以蔵」という異名を持つ岡田以蔵の数奇な人生は表題作に相応しいだろう。 独自の…
この巻は「剣客商売」の秋山小兵衛と剣士伊織が登場する。 池波さんの脂の乗り切った文章は素晴らしいです。 物語の奥深さと人物が生き生きとして目の前に見えるようだ。 「おしま金三郎」から始まり、どれも傑作です。 「寺尾の治兵衛」も人生のはかなさを…
「霧の朝」というお話は、もらい子をかどわかされた密偵夫婦のお話である。 生みの親と育ての親、そして育ての親に恨みを持つ人たちの絡み合いが実に面白い。 頭の中で構想を描き、それを文章にする。 素晴らしいです。 気に入ったもう一話は「雪の果て」で…
このシリーズもいよいよ最後となりました。 最後は鬼平犯科帳、時代小説の金字塔!「鬼の平蔵」最後の勇姿がテーマです。 長谷川平蔵のお話が中心であることは当然の事なので、ここにあえて記す事は無いのだろう。 中でも興味をひかれた記事は「歴史を知る」…
29巻目のテーマは江戸の世の女性たちですね。 雲ながれゆく、まんぞくまんぞく お話の舞台は本所・向島界隈であるから文学散歩は 押上 ⇒ 東向島 であります。 昔の絵図と現代の地図を比べると、あまり変わっていないようにも見えるいい場所ですね。 鳩の街…
28巻目のテーマは剣の天地。 秘伝の声、卜伝最後の旅 所謂、剣豪特集ですね。 私としては特に好きなテーマです。 ゆかりの名店は「かつ平」です。 本店は築地のお店で、私が記事にしているお店は暖簾分けです。 更なる飛躍の為に、下記のクリックをお願い…
江戸時代の旅はどんな物だったのか。 何の知識も無く思うままに想像し、江戸時代の旅行と現代とを比較すると、昔の旅はさぞかし大変んな事だった ろうと想像します。 しかし、この本を読むと意外や意外、非常に楽しいストレスの無い時代だった事がわかります…