麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

鬼平犯科長(17)

特別長編(鬼火)
このお話も非常にてのこんだ面白いお話です。
駒込の名も無き酒屋であるが、人、呼んで「権兵衛酒屋」が襲われてから事件ははじまる。
「権兵衛酒屋」の女房が切りつけられ、平蔵が助けに入り名乗りを上げると亭主の姿は消えていた。
そして、次々に関係する人たちが殺されてゆく。
さあ、此処から火付盗賊改総動員で大掛かりな探索がはじまる。
一気に読みきってしまうくらい面白い内容ですね。
池波さんの脂の乗り切った文章が素晴らしいです。

第百十話   権兵衛酒屋 (鬼火)     昭和五十二年十一月号
第百十一話  危急の夜  (鬼火その二) 昭和五十二年十二月号
第百十二話  旧友     (鬼火その三) 昭和五十三年一月号
第百十三話  闇討ち    (鬼火その四) 昭和五十三年二月号
第百十四話  丹波下屋敷(鬼火その五) 昭和五十三年三月号
第百十五話  見張りの日々(鬼火その六) 昭和五十三年四月号
第百十六話  汚れ道    (鬼火  完) 昭和五十三年五月号

イメージ 1