麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

生粉手打ち 芳とも庵(新宿区納戸町10番地)

日曜日も営業している手打蕎麦のお店「生粉手打ち 芳とも庵」さんを訪問した。
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先ずはヱビスの瓶ビールをお願いして、クールダウンしながらお品書きを見る。
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ここのお店は「古式津軽蕎麦」を提供するお店。
ホームページではこのように紹介されている。
青森県津軽地方に伝わる蕎麦ですが、製法が複雑なため現在では消滅した幻の蕎麦です。古来からの伝統的な製法によってよみがえらせたもの。
4月に「津軽百年食堂」と言う映画を観たときから気になっていた蕎麦でもあります。
だから注文したものは、私は「三種盛り(江戸・田舎・津軽そば盛り合わせ)」ご新造さんは「せいろの津軽そば」をお願いした。
因みに、このお店の蕎麦は全て十割生粉打ち蕎麦であります。
ビールでまどろんでいると直ぐに山葵が運ばれてきました。
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適当に擂り卸していると、三種盛りの「江戸そば」が運ばれてくる。
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蕎麦は緑がかっていて拘りが感じられますね。
そのまま啜ると、香りが強い。
保存方法に神経を使われているようだ。
もう一度そのまま頂く。
美味いですよ。
四分の一ほど汁に浸して啜ると、コレは美味い。
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緑鮮やかな山葵を乗せて頂く。
うんうん、良い線いってます。
続いてご新造さんの津軽そばが運ばれてきた。
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写真が下手ですね。
まあ仕方がない。
人に指図されて画像を収めているから、集中できてない証拠ですね。
津軽そばは茶色っぽいです。
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続いて「田舎」蕎麦です。
粗挽きされた蕎麦は角が出ていてざらつき感もある。
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芸術的な蕎麦ですね。
何本かそのまま啜る。
これも美味いな。
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しっかりとした歯応えと蕎麦の風味が口に残ります。
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辛味大根を乗せて頂くと、これまた最高ですね。
本当にしっかりと神経を張り巡らして打っていると言う事が伝わります。
最後に「津軽そば」の登場ですよ。
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蕎麦色をしていて見た感じは江戸蕎麦とさほどの違いを感じない。
細く綺麗に仕上げられています。
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少し白っぽく感じるのは大豆の色かもしれないですね。
そのまま手繰って啜ると極細の蕎麦はコシがしっかりとしていて喉越しはOK!!
噛んでいると少し甘味を感じる。
これが、あの津軽そばなのですね。
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素朴で繊細な味がするように感じた。
汁に浸して頂くとこれもまた良い感じ。
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山葵を乗せて頂く。
美味いですね。
薬はネギが無いです。
汁は辛めですが、出汁は感じる。
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蕎麦湯を頂くと鰹出汁の風味がわかる。
拘りの美味しい蕎麦でした。


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