麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

2012_11_17 老地方面館(上海市徐匯区襄陽南路233号)

上海の浦西に汁無の拌麺で行列のお店があると聞き、土曜日の昼に訪問してみた。
地下鉄で移動しようと思ったが、何となく体が疲れていてタクシーで移動する。
陕西南路站まで御願いすると、何やら言っている。
無視して乗っていると、目的地近くでタクシーを下ろされた。
同じ名前の駅が二つあって、1号線の駅なのか10号線の駅なのか私に質問していたようだ。
うん悪く目的地に遠い駅に降ろされていた。
まあ良いかと、地図もなしに頭に記憶した地図を頼りに歩く。
すると、記憶していた住所の地番に近い数字の地番に気がつく。
おお~ 目的地は近いぞとわかり、自分の進む道を信じて歩く。
行けばわかるさ!
と思っていると、お店の看板が見えた。

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お店の中は確かに混雑している。
こんなローカルのお店の時は怯んでは駄目だ。
鬼の形相で前の人間に隙間を空けずに立つ。
そして、ずかずかと進み、注文を聞く叔母さんにメニューの葱油拌麺を御願いして、お金を渡す。
そして、さっさと空いているところに座る。

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中国のトンカツもどきも食べたいが、どれなのかわからない。
多分、麺の量も聞かれたと思うが、返答出来なかった。
悔しいな。
そんな事を思っていると運ばれて来ました。

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これで5元です。
安いですよね。
具は殆どないからこんなもんか。

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麺を掻き混ぜようと思ったらスープが出された。
なるほど。
お構いなしに麺を掻き混ぜる。

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葱油の葱と万能葱、昆布の佃煮のようなものがトッピングされてますね。
ズルズルッと蕎麦のように啜る。
周りは地元の人間ですから、音を立てて食べるのは私だけですよ。
でも気にしない。
どう見ても私は日本人ですからね。

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たいした美味しいものでもないですね。
上海人達は美味しいのでしょう。
スープ麺を食べている人も多いし、汁無し麺の人も居る。
トンカツもどきにかぶりついているお兄ちゃんも居るね。
老若男女が次から次と押し寄せて来ます。
人気なんですね。
量は驚く程でもなく、まあ普通の量。
不味くはないね。

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5分もかからずに食べ終えてお店を出て、少しだけ来た道を反対方向に歩いてみる。
街路樹の木の枝を払っていて、歩道は枯れ葉だらけで奇麗ですね。
そんな事に感傷的になっていると、見覚えのある道に出た。
たいしたお腹もふくれていないし、もう一軒行こうか。
お酒も飲みたいしね。