麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

2012_11_17 清真 蘭州正宗牛肉拉麺(浦東新区南泉北路1051)

日中はビールを飲んで蕎麦を食べてホテルに戻り、ベットに横になっているとそのまま寝てしまった。
携帯電話が鳴りだして昼寝から起こされる。
日本からの電話だ。
電話に出ると、東京で一緒に働いている人間からだった。
土曜日に体調が悪くて病院に行くと、入院治療が必要と言われたらしい。
検査の後に入院のため暫く会社を休むとの事だ。
再来週から更に忙しくなるぞ~と覚悟を決める。
ふと窓の外を見ると夕闇が迫っている。
パソコンを開いてメールのチェク。

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結局、だらだらとホテルの部屋でパソコンをいじっているうちに夜になってしまった。
日が暮れると、何となくお腹もすいて来たなと思い外に出る。
食べたいものもないし困ったなと思いながら、住宅街の方向に進む。
「そうだ、そう言えば蘭州拉麺のお店で、何時も賑わっているお店があったな」と閃き、そのお店に向かった。
歩いているうちに丁度良くお腹が空いてきた。
お店は「清真 蘭州正宗牛肉拉麺」です。

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ローカルのお店なので勇気が要りますが、ズン!と踏み込む。
メニューは沢山あってどれがどれだかさっぱりわからない。
しかし、昼に食べた拌麺は汁無しだと言う事が解ったので、汁無しにしようと考えた。
そして御願いしたのが「玉葱茸炒肉拌麺」です。
メニューの文字とはちょっと違いますが、このイメージでしょう。
早速、厨房の中ではバンバンと麺を伸ばす音が聞こえる。
1本が2本、4本、8本とたたみながら伸ばして行くのです。
そして、出て来たのがこれです。

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スープも付いて14元ですよ。
安いですね。
スープを一口飲んでみるが、私には油っこくて飲めなかったです。

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麺は見るからにプリプリです。
茸やお肉もタップリですね。
イスラムなので、豚肉とお酒は出さないですよ。
清真はイスラム教の事です。

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ですからこのお肉は羊肉ですね。
麺を頂きます。

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打ち立ての麺は、歯ごたえがあって悪くは無い。
昼に食べた麺より此方の方が好みです。
引っ張って、打って、伸ばしていますから麺が長い。
ズルズルと啜ると途切れる事が無いので、口の中が目イッパイになります。
噛み切らなければならないですね。

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テーブルに置かれた唯一の調味料。
ラー油のようなものですね。
ちょっとヤバいような気もするけど、勇気を出してスプーン1杯を麺に乗せて混ぜる。

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ぴりっと辛くなってこの味は好きだな。
このぷりぷりとした歯ごたえのある麺とラー油が絶妙ですね。
そして、次々とお客はお店に入って来ます。
人気と言うか遅くまで営業しているので、お客さんは引っ切り無しに入ってくるのかな。
中国人達の食事時間は早いですからね。

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壁にはこの通り。
言われなくてもわかってますよ。
だから、帰りにコンビニで青島ビールを購入してからホテルに帰りました。
蘭州拉麺が美味しいですね。