手打そば 江戸堀 若木(大阪市西区江戸堀1丁目8-24)
大阪出張の日の夕食は一人です。
ホテルから歩いて5分くらいの場所に、こんな渋い蕎麦屋があった。
「手打そば 江戸堀 若木」さんですね。
暖簾を潜り格子戸を引くと、Jazz が静かに流れる小綺麗な店内。
少し早い時間でしたので、私が一番客の様だ。
空いてる席に座り、ビールと「ぬた」をお願いした。
そして、「鶏セセリポン酢」もお願いする。
ちょっと甘めの味噌と葱の相性は抜群です。
蛸のアクセントがまたいい感じ。
ビールで流し込むと、この上なく日本酒が欲しくなる。
しかし、ビールをちびりちびり煽りながら「鶏せせりポン酢」を待つ。
ビールを飲み終わる頃、「鶏セセリポン酢」が運ばれて来た。
こんがりと焼かれた「鶏セセリ」にポン酢がタップリかけられている。
そして七味が見えますね。
筋肉質の鶏肉は歯ごたえがあって美味いですね。
お願いしたお酒は「菊の司 純米吟醸」柔らかな香りと旨味のお酒らしい。
一口含んでみると、確かに柔らかな吟醸香が優しいですね。
喉越しも良いですね。
青ネギを乗せて頂く。
ほんのりとしたポン酢の酸味が抜群に合います。
そして、後から七味の辛さが柔らかくやって来る。
美味いですね。
タップリのせせりを堪能した後は、せいろを頂く。
ふわりと盛られた蕎麦が上品ですね。
均一に切られたそばはきらきらしている。
しっかり角も出ています。
先ずはそのまま啜る。
甘みがあってふくよかな香りがわずかに感じた。
手繰った蕎麦を、汁に三分の一程浸す。
そして、一気に啜った。
口の中ではじけるようなコシのある蕎麦は、汁と渾然となって美味いですね。
山葵をちょんと乗せて頂く。
山葵の風味が蕎麦と合います。
葱とわさびで頂く。
大根おろしで頂く。
黒七味で頂く。
どの食べ方も美味い。
蕎麦の量は意外にしっかりした量で、非常に満足度の高い蕎麦でした。
最後に、とろりとしたそば湯を蕎麦猪口に注いで頂いた。
寒い冬には最高です。