陶器の産地、益子へ小旅行 その3
嵐の前触れでしょうか、一陣の風が桜の花びらを散らす。
うすくれないの桜の花びらが風で舞い上がると、日本の侘び寂びを感じるような気がした。
まあ、とにかく陶器のある処まで歩こう。
暫くすると古民家が現れる。
ここも焼き物を販売しているようだ。
時間が止まってる。
町の地図が表示されています。
此所から2キロ弱の行程ですね。
途中の小さな交差点に鹿島神社がありました。
鳥居を潜り手水で清めてから参拝です。
お賽銭を放り込んでから、暫く手を合わせて・・・祈る。
立派な大杯が置かれています。
流石ですね。
ここも古民家か。
お店に入り瀬戸物を見る。
所謂、伝統的な益子焼が並んでいる。
てくてく歩いて行くと、いよいよ陶器の町に入る。
その目印的な建物が此方「日下田藍染工房」です。
何度か立ち寄った事がありますが、購入した物は無い。
ホームページを確認すると、江戸時代寛政年間(1789~1800)創業の紺屋の中には、72個の藍甕が規則正しく埋め込まれている。
確かに、何と言うか何度見ても作業場は整然としていて、長い歴史に培われた隙のない緊張感のある場所だ。
龜の中の藍の色は奥深いです。
自然の何とも優しい色ですね。
素晴らしいです。
女将さんと思われる女性と少しだけ話したが、爆弾低気圧の報道で客足は最悪だと言ってました。
一年間の間には色んな事がありますから、仕方が無いですよね。
紺屋を後にして、陶器の町の坂をゆっくりと登る。
途中の寺の境内は桜が満開です。
奇麗ですね。
いつかゆっくりお参りしたいです。
さぁ~て、ゆっくり焼き物を物色しましょう。