2013_04_26 帰国
ホテルをチェックアウトして、出社し打ち合わせを２件こなして、パソコンチェックをする。
そして、空港に向かった。
地上で見る新緑の上海は奇麗ですね。
会社からタクシーで龍陽路駅に到着。
リニアで浦東空港に向かう。
しかし、此の時から何だか気分がしっくりしない。
自宅の鍵を持ち忘れている事も引っかかっているのだ。
しかし、リニアモーターカーは静かに滑り出す。
車窓は開発風景。
景気は減速しているとは言え、まだまだ開発は活発だ。
そしてリニアのスピードは時速430kに達した。
８分で空港に到着。
出発ロビーは大混雑。
出国手続きに３０分は並んだろうか。
すると、私の順番が来て、パスポートと出国カードを窓口に出すと、職員が何かを言っている。
何があったんだろう。
5分も待たされて、此方はイライラがピークにさしかかると、飛行場が違うと言われる。
参った！！
ウエブチェックインしているので、JALカウンターに寄らずに出国手続きに進むから間違いに気がつかない。
さぁ～ どうしましょう。
虹橋空港から１２時５０分に飛ぶのですが、此の時の時間は１１時２０分。
とにかくタクシーを拾って、虹橋空港に向かった。
会社の同僚に電話を入れて航空会社に電話を入れてもらう。
ドライバーには搭乗時刻を知らせて、とにかく急いでもらった。
すると航空会社から携帯に電話が入った。
今の位置を教えてくれとの事である。
道路標識の地名を応えると、ぎりぎり大丈夫だろうとの事だった。
運賃は２００元だが割り増し料金をよこせと言われる。
５０元余分に出すと、１００元出せと言われてその通りにした。
ドライバーは一生懸命に飛ばして時間通に着いたんだから認めろと言っているようだ。
これは仕方が無い。
出国手続きに進み、走って搭乗口にたどり着いた。
すると航空会社から電話が入る。
お騒がせした事を詫びて電話を切り、会社の同僚にも電話を入れて、心配かけた事と世話をかけた事を詫びた。
そして、ご新造さんに無事に飛行機に乗った事をメールする。
２台の携帯の電源を切ってから、デジカメで外の景色を写す。
座席前のモニターを操作する。
以前は飛んでからじゃないとモニターは見られなかったけれど、何時からか分らないが最近はず～っと見られるようになった。
飛行機は動き出す。
何だか色んな事があって、この時点でも気分は高揚している。
何だか、映画の「アルゴ」（Argo）の最後を見ているような気分。
加速寸前
一気に加速して舞い上がる。
映画アルゴでは離陸の寸前迄イランの軍隊が追いかけてくる。
そして、国境を越えてから外交官達は安堵するのだった。
何故かそんな気分です。
しかし、上海の上空はスモックですね。
これはもう仕方が無いですね。
大都市であるが故の宿命でしょう。
さっき間違えた浦東空港が眼下に見える。
長江上空を進むと機内食の香が漂ってくる。
モルツをお願いして、食事をする。
食事をしていると先程の気分が切り替わる。
食事って大事なんですね。
そして、映画に集中する。
ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンがいい味を出してますね。
素晴らしい映画だ。
感動的な映画に浸っていたが、ふと外を見ると陸が見える。
後から調べると、左の陸地は淡路島です。
更に進むと関西国際空港が見えている。
瀬戸内海上空を飛んできたんですね。
映画を観終わって、少しうとうとしていると東京湾が見えてきた。
そして着陸。
羽田に着いて一安心。
飛行機が駐機ポストに到着したら携帯の電源を入れる。
ご新造さんからメールの返信が入っていない・・・
とにかく飛行場をでてバス停に向かうと、丁度葛西行きが止まっていてそのバスに飛び乗った。
葛西について、ご新造さんに電話を入れる。
自宅のドアの鍵を自宅に忘れて出張していたものだから、ご新造さんが自宅に居ないと自宅に入れないのである。
何度電話しても話し中の信号が聞こえるだけで、どうしようもない。
電話の電池が切れているか、故障かどちらかだろう。
とにかく自宅に向かって、マンションのエレベーターを降りるとキッチンの電気が点灯している。
助かった！！
iPhoneは故障中、そして、たった今帰ってきた所だったらしい。
出張最後の日は精神的にも体力的にも疲れました。
