麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

黒森山浄仙寺で珈琲を飲む(青森県黒石市南中野字黒森下84-3)

八甲田ロープウェイ~城ヶ倉大橋を後にして向かったのは『黒森山浄仙寺』です。
学問の寺として有名らしいのですが、我々は珈琲を飲ませてくれる寺があると言う情報で訪問した。

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山門はシンプルで渋いですね。

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《浄仙寺の歴史》
浄仙寺は、文政7年(1824年)是空行者が開山(黒石来迎寺良諦の弟子)。
寺宝、本尊、阿弥陀如来立像(恵心僧都作と伝えられる)。
是空は中野不動尊境内の洞窟にて断食修行中『これより北の方清泉の湧き出たるところにて修行されよ』との霊告により、黒森山中に至り、清泉(現在本堂脇にある)を見付け、終世陰遁修行の地と定め、後に浄仙庵と号し、明治8年浄仙寺となる。
二世寂導行者は、文政8年(1825年)13才にして是空の弟子となり、専ら浄教を修し、師を助けて当寺の開拓整備に尽力され又学僧としても誉れ高く、92才にて入滅した。
幼少よりよく仏像を彫刻し、一刀彫数千躰に及び、博く信者に施され、遠くは北海道・秋田までも分布されたといわれる。
四世明空は、明治3年教師補を拝命し、寺小屋「黒森学校」運営に専念し、津軽一円より学を志すもの多数ここに学ぶ。政治、経済、有名人多数を輩出している。
明治40年明空本堂を新築。昭和19年火災により本堂、庫裡全焼し、昭和41年本堂を再建し現在に至る。
  ※黒石観光協会HPより拝借

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仁王門

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本堂

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茶屋

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珈琲をお願いする。
豆を挽いてドリップで丁寧に落とす。
美味しい珈琲でした。

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こんなものも売られている。
四半餅(しはもち)と言う。
寺と親戚の創業文政7年の「寺山餅店」の商品。

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餅を食べて見ると、何とも風情があって旅の醍醐味を味わえた。
雨でしっとりとした寺の境内を眺めながら、素朴な餅を噛み締め味わい深い珈琲を啜る。
本堂裏の黒森山でも眺めながら、本でも読んで物思いに耽りたい気分になりますね。

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休憩したら出発です。
岩手を通ってあるところの向かいます。

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高速道路から岩手山が見える。
2000mの岩手山山頂付近に白い物が見えた。
冬はもう目の前だなと実感する。