麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

小京都角館 武家屋敷

盛岡でそばを食べた後は、国道46号線 通称秋田街道を西へ向かう。
秋田街道に平行して秋田新幹線が走るのですが、線路が単線だ。
新幹線の単線は初めて見ました。
そして、時折走り去る新幹線はゆっくり走っているのです。
そして奥羽山脈を抜けるとお天気も良くなって奇麗な田園風景が見えてきた。

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角館にどんどん近づいてきます。

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いよいよ到着だ。

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大きな駐車場に車を止めていざ出陣!!

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黒塀の道が真っすぐに続く。

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先ずは最初に見えて来たのはlこちらの屋敷。
武家屋敷ではなかった昭和初期の家でした。
それでも趣がある。

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その家の斜め向かいに「石黒家」がある。
早速、門を潜り見学に入った。

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告知

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《石黒家歴史》
石黒家」は、明暦二年(1656年)角館所預として入部した角館佐竹北家初代義隣(よしちか)に召抱えられ越中富山県)から角館に移り住みました。
はじまりは、采女正(うねめのかみ(しょう))直之が父の権正(ごん(けん)のかみ(しょう))直政と別れて加賀越中国の浪人として出羽国上院内に入ったことに由来しています。後に采女正直之は、父の名から権兵衛と名乗りました。
角館石黒の初代は、直之の息子の勘左衛門直起(幼名は勘太郎)としています。直起は、明暦二年(1656年)角館所預として入部した角館佐竹家初代義隣(よしちか)に召抱えられ、住居を現在地より西側の川原町に構え、役職は、財政を担当する勘定役でした。
二代目は、直起の二男である形右衛門宗次(幼名は友之助)です。宗次は、佐竹北家ニ代義明(よしはる)が江戸・京都へ登る際、三度(天和元年(1682年)、貞京四年(1687年)、元禄ニ年(1689年))供を務めています。直起の嫡男として生まれた長男の権兵衛宗周(幼名は幸哉)は、病気のため直起の跡を継ぎませんでした。しかし、兄宗周も病気ながら勘定に用立てられ友之助を立てました。この時期、石黒家は、角館において二流に分かれました。また、宗周の家系は、万延元年(1860年)の町割図に記載されている石黒早太家の元になりました。
三代形右衛門宗勇は、元文ニ年(1737年)に角館佐竹義拠(よしずみ)から自筆の證文を拝領しております。
五代形右衛門直之は、明和元年(1764年)に佐竹義邦の供として江戸へ行き、また「馬呑」と号し佐竹義躬公らと俳諧に興じています。
七代直愿は、一ノ関で和算を学んだり暦学も修めています。また、佐竹北家の代参として高野山、四国まで旅をし教養を深め「温故集」(直愿一代記)と直愿日記を書き残しています。
八代隼人祐直信(織紀)は、嘉永四年(1851年)に同じく江戸への供を務めています。また、住居を嘉永六年(1853年)に蓮沼七左衛門から買い受け現在地へ移しています。この住居の薬医門には、文化六年(1809年)四月廿七日の矢板があり、今となっては角館に現存する武家屋敷の中で最も古いものです。さらに幕末から明治にかけての変動期に世の中の流れを良くつかみ家塾「紅翠亭」を開いて学問の普及に努めました。漢詩「毅堂詩集」を残すとともに明治十四年(1881年)には長崎県の大村を訪れています。
また、直愿の次男福蔵は、高橋六右衛門の家を継いで高橋久三郎と名乗り兄の直信に次いで久保田中川市右衛門に学びましたが、嘉永四年(1851年)江戸に出て蘭医利光仙庵に学び当時日本に伝来した「牛痘接種法」を用いて秋田に初めて種痘法を取り入れた人物で「高橋痘庵」といい「種痘の神様」的存在であったと云われています。
九代直幹も学問に力を入れ、号を蒙斎といい漢詩を学び明治十七年には清国(中国)へ旅して見聞を深めました。
また、晩年には角館町長を務めています。
 十代直豊は、中等教育に力を注ぎ、角館図書館初代館長を務めています。
※石黒家HPより拝借

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囲炉裏のある座敷

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明かり取りと囲炉裏の煙を逃がす窓。
藁葺き屋根に煙を回す為の窓でもある。

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仏間でしょうか。
古い着物が展示されていた。

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欄間には龜が彫り貫かれている。

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隣の座敷の壁に影が浮き出るようになっている。
粋な仕組みですね。

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庭も奇麗ですね。
年季の入った良い庭です。

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ワラビ器屋根が力強い。

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其の奥には蔵がある。

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解体新書

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甲冑

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刀  備前国忠吉

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黒塀に下には堰があり、奇麗な水が流れている。

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偶然に着物姿の人が人力車に乗っている。

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お菓子屋さん

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石が奇麗に積まれている。

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何故かポストが置かれている。
黒塀を背景にすると映えますね。

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武家屋敷が続く。

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見応えのある角館武家屋敷でした

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これから八戸に戻ります。