麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

2014_07_25 維坊 ~ 青島

出張三日目は早朝から雨だった。
この日は台風の影響もあったようです。

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中国の人たちはあまり傘を好まない。
日本のような傘置き場が無い。
仮にあったとしても、盗まれるでしょうね。
だから、傘の扱いが面倒なのでしょう。
取引先に赴き、午前中は昨日の続きを進める。

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昼はレストランで食事です。
色々と出されたが、それほど食欲も無く程々にしてもらう。
それでも多いのだが。
この魚は維坊名物らしい。
魚の酒類は鯉だそうです。
あまり美味しいものではないですが、立派な魚だ。

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午後からは最終のまとめの会議を2時間程行う。
外はにわかに風が吹き始める。
台風の影響だ。
この日は、会議終了次第青島に向かうので、天気の状況が気がかり。
3年に一度上陸するかしないかの台風なので、インフラの弱い中国では用心するべきなのです。
午後の3時には維坊の取引先を後にする。

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車に揺られているとすっかり眠ってしまった。
気がつくと青島市内に入っている。
小一時間も寝たようだ。

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市街地はビルが林立している。
凄いな。
大都会だ。

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雨上がりなので空気がきれいですね。
風がスモッグを何処か(朝鮮半島)運んで行ったようだ。

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沖に浮かぶ船が無数に見える。

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海沿いには沢山のホテルが建ち並ぶ。
水族館があったり、イルカのショーがあったりで一大観光地。
子供連れがもの凄く多いのです。

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海沿いには延々とホテルが続く。

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我々は此方のホテルにチェックインし、少し休んでから夕食に出掛ける。
此方のホテルの二階には、日本式焼肉屋さんがあります。
こんなお店が重宝ですね。

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ホテルの前にはカルフールがあります。
日本では成功しなかったようだが、中国では何処に行ってもあります。

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住宅街の道端に車を駐車します。

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そして、お店に入りますよ。
「華中洋食禧久屋」というお店。

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個室を予約してあったらしく、個室に入る。
照明が渋いですね。
思わずシャッターを押した。

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先ずは青島ビールで乾杯です。
美味しいですよ。

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このスープが名物らしいです。
「ぶっ飛びスープ」と言うらしい。

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濃厚でクリーミーなスープの中には、ナマコ。

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小さめの鮑。

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牛すじの煮込んだもの。
コラーゲンがタップリです。
ぶっ飛ぶくらい美味しいですね。

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牡蠣の山葵醤油。
旨い!

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キャベツ炒め。

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イカ焼きは五香粉の味かな。

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この野菜は日本には無いでしょう。
シンプルな味。

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胡瓜とツブ貝の和え物。

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羊肉をローストしたのものでしょうか。
五香粉が効いて旨いです。
中国では肉と言ったら基本は羊肉なのです。
豚肉は汚らわしいとされているようです。(今は、考え方がだいぶ変化して来ている)
牛は労働力。

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主食は五色餃子。
これは旨いですが、お腹に入らない。

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揚げた豆腐の餡かけですね。
これが意外に旨いですよ。

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羊の串焼き。
スパイシーだ!!

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もうお腹がいっぱい。
満足の中華でした。

この料理を見て、日本の常識(物差し)で色々という人達が居ますが、これは中国のおもてなしなんです。
大事なお客さんにひもじい料理を出したら駄目なのです。
料理は食べきれないくらい出すのが中国の常識なのです。
メンツを重んじ恥をかかないようにする。
そして、せっかく一緒に食事をする客人にしっかりおもてなしをするという訳です。
余ったら殆ど持ち帰ります。
そういう文化なのです。
白酒は男性であれば口を付けなければならない。
飲める人は一緒に飲む、それが友人であり、客人で有り、ビジネスパートナーなのです。
それを、理解していないと信頼関係は生まれない。
だから、殆どの企業は撤退を余儀なくされる。
日本の常識は世界の非常識、日本の常識は中国の非常識であると言われます。
勿論、中国の常識が世界の常識ではない。

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お店の外はこんな景色。

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明日は仲間達と別れて、私は上海に移動だ。
土曜日は移動日になってしまったが、台風だったので丁度良かった。
この日は早めにホテルに戻り、早めに就寝する。