麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

かんだ やぶそば(千代田区神田淡路町2-10)

中国出張前の休日は昼食を食べに外出する。葛西駅までバスで出ると秋葉原行きのバスが見えた。
「そうだ、あれに乗って秋葉原に行こう」
30分もバスに揺られていると到着だ。
JRの駅の通路を通って中央通に向かう。
銀座のホコ天より外人が多いね。

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万世橋警察の前の交差点を渡ると、交通博物館の跡地が見える。
ガード下はMAACHというモールに変わっていた。
久しぶりに通ってみると秋葉原もそうだけど、変わってしまってますね。
東京って凄いスピードで変化する街だとつくづく感じます。

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更に歩を進めて神田須田町の古い建物を見ながら進む。
鮟鱇の伊勢源、鶏すきのぼたん、甘味の竹むら、その先の角を右に曲がると「神田 連雀亭」が見える。
落語講談若手席と書かれていた。
渋いですね。

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「神田 連雀亭」の先にはこの景色。
日本のそばの聖地のようなお店。
年末の年越しそばの行列の風物詩はこの店だった。

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良い看板ですね。
江戸の雰囲気を醸し出しているようで、良い看板です。

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木の看板の先には入り口が見える。
以前のお店もこの辺に入り口があったと記憶する。

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お店に入ると火事で焼失する前の、お店の中の雑踏というかざわめきがいい感じだ。
人気の蕎麦屋の空気が流れています。
席に着き、蒲鉾とお酒を冷やでお願いした。

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三等分に包丁が入れられた蒲鉾が威厳を放っているように見えた。
程よい厚みと素晴らしくバランスの取れた盛りつけ。
お酒を飲みながら蒲鉾を口に運ぶと、これは良いね。

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ご新造さんの「じゅんさいそば」が出された。
4~8月の旬のお薦めだけど、この涼しやかな盛りつけは凄いな。

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少し食べて味を確かめてからかぼすを搾る。
美味しかったようだ。

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そして私の「せいろうそば」だ。
以前と同じであれば、クロレラを練り込んだそばは緑色です。
そのまま啜ると、そばの風味はあまり感じない。

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辛汁に半分くらい浸して啜る。
少し甘めの出汁のきいた汁はそばに抜群に合いますね。

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山葵を乗せて汁に浸して啜る。
美味いですね。

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わさびとネギで啜る。
んん~ 美味いね。
これはいい感じ。

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辛い蕎麦味噌で最後のお酒を飲み干して、そば湯をいただく。

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以前のお店の雰囲気を醸し出してるが、やっぱり以前とは違うお店なのだ。
味も少し違うように感じるし、これが以前の「かんだ やぶそば」になるにはもう少し時間が掛かるかも。
しかし、よくぞ復活してくれたと思います。
これからは時折訪問しようかな。