麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

昼食は《0048》香辣虾品味干锅 ~ 喜多方拉麺 蔵

午前中に早々に仕事を終わらせて、昼食を食べる事にした。
訪問したのは「香辣虾品味干锅」というチェーン店ですね。
鍋と海老を美味しく炒めた物が売りのお店のようだ。

イメージ 1

トイレ入り口の壁に下げられた詩です。
「トイレットペーパーは青春のようである。使う前は沢山あるように見えるが、使うと直ぐに無くなる」と書かれていた。

イメージ 2

セルフで鍋のタレを準備する。
胡麻ダレにパクチーをタップリ入れる。

イメージ 3

そして二段重ねの鍋が運ばれて来た。
四角い煎餅と甘辛に味付けられた海老がたっぷり。

イメージ 4

この海老が旨いです。
海老の殻はさくさくに揚がっていて、非常に香ばしくて程よい辛さと痺れだ。
ビールの摘みには最高です。
これが売りなんですね。

イメージ 5

茸、野菜、豆腐等をタップリ入れて鍋を煮込みます。
真っ白だったスープが半透明になって来た。
化学調味料だからでしょうか。
もう此所まできたら気にしてられませんね。
ビールをもう一本御願いする。

イメージ 6

お肉もタップリ食べてご馳走様でした。
美味しかったです。
体も温まって、この後は滄州西駅に送ってもらう。
駅前の広場は雪かきがされたのでしょう。
すっかり雪は無くなっている。
切符の購入窓口には何十人もの行列。
この行列に並んで予約を入れた切符を受け取る。
30~40分待っただろうか。
高速鉄道は4時間の遅れが出ていて、5時の予約をもっと早いチケットに変更出来ないか聞くと4時が精一杯だった。
4時のチケットを受け取って、待ち合いホールに向かう。

イメージ 7

一旦外に出ると、冷えきった風が頬に突き刺さってくる感じ。
これは寒い。
とてつもなく寒く感じる。
この寒さに耐え忍ぶには、やっぱりコークスで暖をとるしか無いのだろう。
チケットとパスポートの照合をして、荷物検査を通過し待ち合いホールに入った。
人でごった返している。

イメージ 8

高速鉄道の時刻表には未定の文字が並ぶ。
遅れはどのくらい遅れているのか、何時頃に到着するのか、全く表示されていない。
寒々とした待ち合いホールの時刻表の前に、ただただ立ちすくむだけだ。
改札には人が殺到し、怒号が飛び交っている。
マシンガンを持った警官が行き交う。
駅に着いてから4時間20分くらい待った頃に、改札の電光掲示板に我々の乗る高速鉄道の表示が出る。
そして、アナウンスが聞こえた。

イメージ 9

駅に着いてから4時間30分待ってプラットホームに上がる。
びゅんびゅんと氷の矢のような風が吹き付ける中、10分は待っただろうか。
力強くやって来ました。

イメージ 10

ホッとして高速鉄道に乗り込む。
案の定、我々の席に子連れの女性が座っている。
「退いてくれと言うと」と「子供と二人だから此所を使わせて欲しい」という。
「我々は3人だからそれは出来ない」と答えると、もの凄い剣幕でその荷物をどかし始めた。
何故、怒るのか理解出来ない。
3人掛けの席に我々が3人で座ろうとしているのに、子供と二人で座らせろとその女性は言うのだ。
信じられない要求なのだ。
この事は考えないようにする。
高速鉄道は1時間で北京駅に到着した。
この1時間で少しだけ体が温まったような気がする。
北京駅に着いたら、駅で夕食を済ませることにした。
そして向かったのが「喜多方拉麺 蔵」です。

イメージ 11

ビールの摘みにメンマときゅうりのキューちゃんを御願いする。

イメージ 12

そして、程なく餃子も出て来た。
ビールが旨いね。
安堵と温かさで肩の力も緩む。

イメージ 13

温燗も出て来た。
これが最高に旨い。
紛れもない日本酒だ。

イメージ 14

日本酒をタップリ堪能して、最後はコレです。
私は辛味噌ラーメンを御願いした。
程なく運ばれてきた。
スープを一口。
日本の味と変らないよ。

イメージ 15

辛味噌を溶かして麺を啜る。
んん~ 旨いね。
これは良いな。
酔っているせいもあるのかな。

イメージ 16

美味しくて体も温まって幸せになれました。
さぁ、タクシーでホテルに向かおう。

イメージ 17

凄い行列だったけど、15分くらいでタクシーに乗る。
ホテルには10時頃に到着しチェックイン。
スーツケースを開けて帰国の準備をする。
明日の飛行機は早いので、ウエブチェックインしておく。
通常は2時間前までに空港カウンターでチェックインしておかなければならないが、ウエブチェックインしておけば1時間前で良いのだ。
しかし、ネットの速度が遅くなかなか手続きが出来ない。
結局、手続きが終わったのは12時を廻っていた。
早く寝た方が良かったのか、ウエブチェックインが良かったのか分らなくなって来た。とにかく速攻で寝る。