昼食は《0048》香辣虾品味干锅 ~ 喜多方拉麺 蔵
午前中に早々に仕事を終わらせて、昼食を食べる事にした。
訪問したのは「香辣虾品味干锅」というチェーン店ですね。
鍋と海老を美味しく炒めた物が売りのお店のようだ。
トイレ入り口の壁に下げられた詩です。
「トイレットペーパーは青春のようである。使う前は沢山あるように見えるが、使うと直ぐに無くなる」と書かれていた。
セルフで鍋のタレを準備する。
そして二段重ねの鍋が運ばれて来た。
四角い煎餅と甘辛に味付けられた海老がたっぷり。
この海老が旨いです。
海老の殻はさくさくに揚がっていて、非常に香ばしくて程よい辛さと痺れだ。
ビールの摘みには最高です。
これが売りなんですね。
茸、野菜、豆腐等をタップリ入れて鍋を煮込みます。
真っ白だったスープが半透明になって来た。
化学調味料だからでしょうか。
もう此所まできたら気にしてられませんね。
ビールをもう一本御願いする。
お肉もタップリ食べてご馳走様でした。
美味しかったです。
体も温まって、この後は滄州西駅に送ってもらう。
駅前の広場は雪かきがされたのでしょう。
すっかり雪は無くなっている。
切符の購入窓口には何十人もの行列。
この行列に並んで予約を入れた切符を受け取る。
30~40分待っただろうか。
高速鉄道は4時間の遅れが出ていて、5時の予約をもっと早いチケットに変更出来ないか聞くと4時が精一杯だった。
4時のチケットを受け取って、待ち合いホールに向かう。
一旦外に出ると、冷えきった風が頬に突き刺さってくる感じ。
これは寒い。
とてつもなく寒く感じる。
この寒さに耐え忍ぶには、やっぱりコークスで暖をとるしか無いのだろう。
チケットとパスポートの照合をして、荷物検査を通過し待ち合いホールに入った。
人でごった返している。
高速鉄道の時刻表には未定の文字が並ぶ。
遅れはどのくらい遅れているのか、何時頃に到着するのか、全く表示されていない。
寒々とした待ち合いホールの時刻表の前に、ただただ立ちすくむだけだ。
改札には人が殺到し、怒号が飛び交っている。
マシンガンを持った警官が行き交う。
そして、アナウンスが聞こえた。
駅に着いてから4時間30分待ってプラットホームに上がる。
びゅんびゅんと氷の矢のような風が吹き付ける中、10分は待っただろうか。
力強くやって来ました。
ホッとして高速鉄道に乗り込む。
案の定、我々の席に子連れの女性が座っている。
「退いてくれと言うと」と「子供と二人だから此所を使わせて欲しい」という。
「我々は3人だからそれは出来ない」と答えると、もの凄い剣幕でその荷物をどかし始めた。
何故、怒るのか理解出来ない。
3人掛けの席に我々が3人で座ろうとしているのに、子供と二人で座らせろとその女性は言うのだ。
信じられない要求なのだ。
この事は考えないようにする。
高速鉄道は1時間で北京駅に到着した。
この1時間で少しだけ体が温まったような気がする。
北京駅に着いたら、駅で夕食を済ませることにした。
そして向かったのが「喜多方拉麺 蔵」です。
ビールの摘みにメンマときゅうりのキューちゃんを御願いする。
そして、程なく餃子も出て来た。
ビールが旨いね。
安堵と温かさで肩の力も緩む。
温燗も出て来た。
これが最高に旨い。
紛れもない日本酒だ。
日本酒をタップリ堪能して、最後はコレです。
私は辛味噌ラーメンを御願いした。
程なく運ばれてきた。
スープを一口。
日本の味と変らないよ。
辛味噌を溶かして麺を啜る。
んん~ 旨いね。
これは良いな。
酔っているせいもあるのかな。
美味しくて体も温まって幸せになれました。
さぁ、タクシーでホテルに向かおう。
凄い行列だったけど、15分くらいでタクシーに乗る。
ホテルには10時頃に到着しチェックイン。
スーツケースを開けて帰国の準備をする。
明日の飛行機は早いので、ウエブチェックインしておく。
通常は2時間前までに空港カウンターでチェックインしておかなければならないが、ウエブチェックインしておけば1時間前で良いのだ。
しかし、ネットの速度が遅くなかなか手続きが出来ない。
結局、手続きが終わったのは12時を廻っていた。
早く寝た方が良かったのか、ウエブチェックインが良かったのか分らなくなって来た。とにかく速攻で寝る。