麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

鬼平犯科帳(2)

二巻目は「蛇の目」から始まる。
「蛇(くちなわ)の平十朗」の話である。
鬼平蕎麦屋「さなだや」で会った男に勘ばたらきを感じる場面が、この話の面白さを感じさせる。
蛇の平十朗一味のお盗めのどんでん返しは面白い結末でした。
そして、「妖盗葵小僧」ほど憎たらしいキャラクターも凄い。
あらためて池波正太郎の凄さを感じました。

第九話  蛇の目          昭和四十三年八月号
第十話  谷中・いろは茶屋     昭和四十三年九月号
第十一話 女掏摸お富(めんびき)  昭和四十三年十月号
第十二話 妖盗葵小僧        昭和四十三年十一月号
第十三話 密偵           昭和四十三年十二月号
第十四話 お雪の乳房        昭和四十四年二月号
第十五話 埋蔵金千両        昭和四十四年三月号

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