麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

やぶ春(八戸市内丸3丁目5-8) ※薮睦会

今回、初めての蕎麦屋さん訪問です。
この記事の前に紹介した「菊乃里 鼓」さんと「三徳」さんの真ん中ぐらいにあるお店であります。
意外に行動範囲が狭いのです。
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「やぶ春」さんのご主人は淡路町の「かんだ藪そば」で蕎麦打ちの修行を積まれ、八戸に出店された直系のお店で、藪睦会の正会員でもあります。
壁には藪の文字が織り込まれた祭り半纏が掛けられて江戸の雰囲気作りをされている。
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お品書きを見て「せいろうそば」と「お代わりせいろう」そして藪と言ったら「天せいろう(芝海老のかき揚げ)」をお願いした。
12時を回った時点で満席です。
そして「天せいろう(芝海老のかき揚げ)」が運ばれてきた。
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そばは藪そば独特の姿を見せている事がわかります。
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所謂、藪独特の姿をしたかき揚げでありますね。
「少々、油の温度が高かったかな」と言う色合いですが、まあ良しとしましょう。
そして「せいろうそば」が運ばれてきました。
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そば色をしたつるつるピカピカのそばが、ゆったりとざるの上に盛られている。
先ずはそのまま啜る。
おお~~~ 藪蕎麦独特の食感であります。
喉越しも良い感じです。
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汁に三分の一ほど浸してから啜る。
甘辛の汁は蕎麦に絡み口の中で混合される。
程よい辛さが美味い。
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藪の蕎麦が北国の八戸で食べられるとは驚きです。
お代わり蕎麦は一枚目が無くなるとほぼ同時にテーブルに出された。
素晴らしいタイミングです。
店主の目が客先まで行き届くとこの様になるのでしょう。
美味しい蕎麦でした。
蕎麦猪口に蕎麦湯を注ぎ熱い蕎麦湯を啜っていると、葛きりぜんざいが出される。
甘めが抑えられ小豆の味が素朴で美味しいぜんざいでした。