麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

山賊館(長野県松本市野溝西1丁目2-28) ◆閉店◆

上田市で一仕事してから同僚と松本市に移動した。
丁度お昼となり、何を食べるか思案した結果、私の頭の片隅にあった山賊焼きを食べる事に決めた。
どこかで松本の「名物山賊焼き」と言う文字を見た記憶が残っていたのである。
そして、たまたま仕事の目的地近くにお店がある事に気付き、其処に向かった。
12時30分頃に到着。
車を止めて赤い暖簾を潜る。
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4人掛けテーブルが二つと小さなカウンターだけのこじんまりとしたお店です。
カウンターに座り「山賊焼き」をお願いすると、ご主人が「どこから来たの」と話しかけてきた。
「東京ですが」と言うと雑誌で紹介されたと言いながら雑誌を見せてくれる。
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地元のタウン雑誌に山賊焼きの特集が組まれ、その中で紹介されたものであった。
「なるほどね」とひとしきり感心し周りを見渡すと、壁には製法の薀蓄、そしてメニューが貼られている。
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そして先客が食べている山賊焼きを見ると物凄いボリュームです。
「これはまともに食いきれないかも」と思いご主人にご飯を半分にして下さいとお願いした。
そして10分ほど待つとカウンターに出された。
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鳥の骨が付いている。
ご主人は「骨を付けないお店があるが、骨が付いていないのは本当は山賊焼きと言わないんだよ。骨が付いているから山賊焼きと言うんだよ」と言っていた。
「味が薄い人は岩塩を付けて食べてね」と皿の脇に塩を盛り付けた。
ご飯を見て更に減らしてもらう。
一切れを箸でつまみかじる。
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味付けは良い味ですね。
外がカリッとしてお肉はジューシーであります。
そして、味付けが実にいい味付けです。
美味いですね。
ご飯と合います。
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「キャベツも食べると胸焼けがしないよ」とご主人。
言われるままにキャベツも口に運んだ。
なんとも野趣あふれる山賊焼きは美味しかった。
だけど、カロリーは二日分ぐらい摂った感じで、暫くは良いなと感じました。
お若い方々にお任せするべき食べ物と思いました。