麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

鬼平犯科長(8)

今月は鬼平犯科長2回目の更新です。
だらだらと読んでいるうちに8巻目も終わりました。
相変わらず池波節が調子も良く鬼平のキャラクターが完全に完成されてます。
そして物語にマンネリが無い。
これだけの期間、テーマを考え登場人物を生き生きと描く池波先生の表現力には驚かされます。
特に8巻で面白かったのは「流星」でした。
生駒の千右衛門が江戸に送り込んだ剣客2人が江戸市中で火盗改メのお頭、長谷川平蔵を狙うと言うお話。
緊張感のある文章が物語の中に読者を引き込む。
素晴らしく面白かったです。

第五十一話  用心棒           昭和四十七年三月号
第五十二話  あきれた奴        昭和四十七年四月号
第五十三話  明神の次郎吉      昭和四十七年五月号
第五十四話  流星             昭和四十七年六月号
第五十五話  白と黒           昭和四十七年七月号
第五十六話  あきらめきれずに    昭和四十七年八月号

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