麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

鬼平犯科長(9)

のんびりと寄り道をしながら読んでいるうちに9巻目を読み終わりました。
本当に題材には事欠かない凄い執筆力には驚かされるばかりです。
そして、面白いのだから凄い。
9巻の私のfavoriteは「本門寺暮雪」であります。
「凄い奴」と形容した侍が登場するお話ですね。
高杉道場で鬼平と同門の井関録之助と偶然に会ってから話は展開する。
そして死闘が展開されるのだが、それは読んでのお楽しみですね。
柴犬のクマはこのお話から仲間入りです。
これは面白いですよ。
もう一つ取り上げるとすれば、今までとは一風変わったお話。
「狐雨」であります。
狐に憑かれるというスピリチュアルなお話です。
これも面白いですね。
是非、興味のあるい方は御一読を。

第五十七話  雨引の文五郎       昭和四十七年九月号
第五十八話  鯉肝のお里        昭和四十七年十月号
第五十九話  泥亀            昭和四十七年十一月号
第六十話   本門寺暮雪         昭和四十七年十二月号
第六十一話  浅草・鳥越橋       昭和四十八年一月号
第六十二話  白い粉          昭和四十八年二月号
第六十三話  狐雨           昭和四十八年三月号

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