麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

來々軒(江東区東陽3-21-4 ライオンズマンション東陽2)

数日前に永代通りを下っていると、東陽町の東陽3丁目交差点(洲崎橋)を少し過ぎた右側に懐かしい看板が見えた。
自宅に帰りパソコンで検索すると、以前のお店の常連さんが復活させたような事が書かれている。
ともあれ訪問してみないと何ともいえないと思い、いざ訪問。
私の過去の記事には外観の画像は添付されていない。
以前の記事 ⇒ 來々軒(江東区東陽1-25-5)
そして、復活したお店の外観はこんな感じです。
イメージ 1

以前のお店を髣髴とさせる物であります。
お店の前は2時を回って10人くらいの行列。
15分くらい待つと座る事が出来た。
席はL字のカウンターに8席と4人掛けテーブル席が一つで、12席となっている。
注文を聞かれ「タンメン」と「ギョーザ」と答える。
カウンターの真上にはお品書きが張られている。
非常にシンプルだ。
イメージ 2

私は以前のお店に、18年ほど前から閉店するまで、何度と無く通ったのであります。
ルーツとなるお店は町の中華料理屋で、所謂、ラーメンから始まり五目ラーメンまで、チャーハンや中華丼など様々な物が提供されていたが、90%のお客さんはタンメン&餃子であった。
一度、ラーメンを食べたとこがあるが、これが素晴らしく美味いスープで、その基本があるからタンメンが美味いのだなと痛感した事を思い出した。
イメージ 3

ラー油も自家製が備えられています。
こんな案内書きが御丁寧に張られている。
イメージ 4

以前のお店の常連客はスープが赤くなるまでラー油を入れて食べていました。
私もたまにやりましたが、これがまた美味いのです。
そんな事を考えて入ると餃子が出された。
イメージ 5

数は以前と同じ5個ですね。
お皿にラー油をタップリと入れてしょう油と酢を入れる。
イメージ 6

良い焼け具合ですね。
美味そうです。
イメージ 7

具はシンプルにキャベツ、ひき肉、韮、葫ですね。
一口頂く。
味は以前の物に近いが、皮が手作りではない分やはり味は落ちる。
以前のお店はオープンキッチンのようになっていましたから、作り方は全部丸見えでした。
もっちりした分厚い皮がこんがりと焼けて出てくる。
これが素晴らしく美味いのであった。
次いでタンメンが出される。
イメージ 8

見た目はだいぶ似ている。
ただし、少々スープが少ない。
そのスープを一口啜る。
塩味が弱いように感じた。
野菜を頂くがまあ火の通りはこんな物だろう。
ただし、お肉は薄切りの豚肉であった。
イメージ 9

麺を頂く。
この麺も以前は多分自家製麺だったのではなかろうか。
茹でて暫くしても伸びない、しっかりした白っぽい太い平打ち縮れ麺であった。
此処のお店の物は開化楼のものらしい。
湯でが時間が短い為の硬さであろう、固ゆでにされている。
依然とは食感がぜんぜん違うのである。
イメージ 10

三分の一を頂いたところで、ラー油の投入です。
多めに入れてかき回す。
イメージ 11

おおぉ~~~っ
良い感じ。
ずるっと啜るとこれが美味い。
ガツガツと全部食べて御馳走様です。
以前の「來々軒」を目指している努力に敬服します。
しかし、今のところ別物であると思いますね。
因みに、作家の「山本一力」さんから開店祝いに蘭の花が届いておりました。
今後に更に期待したいお店でした。


※日本ブログ村に参戦中です。けっこう健闘しておりますが、更なる飛躍のために是非ともご協力のポチッをお願いいたします。
        ここです ↓
にほんブログ村 グルメブログ そば(蕎麦)・うどんへ(文字をクリック)