麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打そば こいけ(埼玉県秩父市野坂町2-14-34)

秩父で人気の蕎麦屋さんに、念願かなって訪問できました。
お店は民家風の趣で、非常に素朴な感じです。
渋い色の暖簾を潜りお店に入ると土間が広がり、テーブルが4っつと、座敷には大きなテーブルが置かれていて、6人ぐらいの御仁が「天せいろ」を頂いている。
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12時半を回っていたが、席は2テーブル空いていて奥の席に着く。
厨房の上にお品書きが貼られています。
何にしようかな、やっぱり「天せいろ」かなとも思ったが「せいろ」と「田舎そば」をお願いする。
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その後もどんどんお客さんが入ってきて、あっと言う間に満席です。
やっぱり人気があるんですね。
そんな観察をしていると運ばれてきました。
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「田舎そば」からですね。
太くてぴかぴかの蕎麦がなんとも美味そうです。
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もっちり感が見た目で伝わります。
先ずはそのまま頂くと、口の中に蕎麦の香りが広がりますね。
これは美味い。
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田舎そばは繊細に打たれていて、弾力が素晴らしい。
鰹出汁の利いた汁に半分くらい浸してから一気に啜る。
奥歯で噛み締めながら頂くと穀物の風味が広がり、豊かな収穫の味がします。
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汁に葱を落とし蕎麦に山葵を乗せて汁に浸してから啜る。
山葵も極上で蕎麦が引き締まります。
美味いですよね。
辛味大根も試しながら頂く。
田舎を食べ終わる頃に「せいろ」が運ばれる。
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若干のウェーブがかかったような蕎麦は、田舎同様ピカピカに仕上がっている。
そして、綺麗に切り揃えられていますね。
此方も、そのまま頂いてみる。
んんん~~~ 美味い!!
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十割の素晴らしい蕎麦ですね。
まさに三たてでしょう。
玄関脇の石臼で挽いて打たれた蕎麦は新鮮な味がして最高ですね。
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最後に辛味大根を乗せて頂くと日本人で良かったとつくづく感じます。
ストーブ脇で冷たい蕎麦を啜り、最後に湯気の立ち上る蕎麦湯を啜って、ご馳走様でした。


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