麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

蕎麦の膳 たかさご (東京都新宿区中町22)

本日の市中見回りは神楽坂と市谷の中間あたりに位置する老舗。
久しぶりに手打蕎麦屋訪問です。
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お店は知る人ぞ知る「蕎麦の膳 たかさご 」です。
御主人の宮澤佳穂さんはNHKで手打蕎麦教室の講師をしていると聞く。
そして「たかさご」さんの三代目であります。
蕎麦は全て十割生粉打ちで仕上げられるという。

お店の暖簾を潜り店内に入ると、少し暗いがテーブル毎にスポットライトが照射さていて、テーブルに付くと暗さは感じない。
店内のデザインは非常にシンプルに和に纏められている。
水が運ばれてきましたので「ヱビスビール」をお願いした。
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そしてビールが運ばれてきたところで「せいろうの大盛りは出来ますか」と聞くと「大丈夫ですよ」と言われたので「せいろうの大盛りをお願いします。」と注文する。
ビールと一緒に運ばれてきた物は「そば味噌」です。
有楽町線市谷駅から歩いた為、汗が滲み出る。
グラスにビール注いで一気に飲み干す。
美味いですね。
「そば味噌」を口に放り込んでヱビスを流し込む。
そば味噌には程よい辛みがありビールと絶妙に合います。
ビールを三分の二程飲んだところで蕎麦が運ばれてきました。
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非常に艶のある角の出た蕎麦、色も蕎麦らしい非常にいい感じ。
薬味の状態、器、吟味されていますね。
此処から段階的に画像がズームされて行きます。
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画像で蕎麦のコシの強さが伺われと思います。
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そして、蕎麦はカッチリと角が出ていてざらつき感がみえる。
先ずはそのまま頂く。
見た目どおりのコシの強さ、そして新そばの風味が抜群ですね。
もう一口啜ると、美味いです。
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猪口に汁を注いで、蕎麦の先に汁をチョンと付けて啜る。
少し甘みのある汁ですが、蕎麦に抜群に合う。
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山葵を乗せてから汁に浸して頂く。
ざらつき感のあるそばの喉越しといい最高です。
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薬味の状態もレベルが高い。
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最後に七味を試す。
鷹の爪の風味も良くて充分吟味された物だという事がわかります。
本当に美味い蕎麦でした。
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残った山葵と葱を猪口に落としてから蕎麦湯で満たす。
くるくるっと箸で混ぜてきゅ~っと蕎麦湯を啜ると、ビールや蕎麦で冷えたお腹が落ち着くのであります。
満足の蕎麦でありました。

PS ここの御主人は非常に高度な技術、更科粉(十割)の水捏ね生粉打ち蕎麦を打てるのだそうな。予約しておかなければ食べる事は出来ないらしいです。



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