麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

石臼挽自家製粉 手打蕎麦処 静邨(千代田区神田神保町1-27)

都営新宿線 神保町駅 A7出口を出て、昭和30年創業の喫茶店「さぼうる」の前を神田方面に歩き、突き当たりを右方向に歩いて、スズラン通りを横断した少し先の左側にお店は有ります。
そのお店は「石臼挽自家製粉 手打蕎麦処 静邨」さんですね。
土曜日は2時半頃がラストオーダーで3時閉店でが、ぎりぎり2時半頃にお店に到着した。

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お品書きを見て、ご新造さんは「とろろせいろ」私は「いなかせいろ」をお願いする。
お品書きには蘊蓄が書かれている。ご主人は三代目で荏原から神保町に移転したのは戦後らしい。そして10年前に手打に変えたのだとか。イメージを一新するため「神保町満留賀」を「満留賀静邨」に店名を変えた由来は、祖父が書道の先生をしていた時の名前だそうです。

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ご新造さんの「とろろせいろ」が出された。

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使い込まれた二段重ねのせいろに角の出た蕎麦。
薬味は刻み葱、紅葉下ろし、山葵。
とろろの上には海苔と卵の黄身。
コシの強い美味しい蕎麦のようです。
そして、タップリの量だとか。

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私の「田舎せいろ」です。

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黒っぽくて星の出た若干の平打ち。

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角も出ていて美味そうですね。

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三本くらいの蕎麦を先ずはそのまま啜る。
アルデンテの歯ごたえ。
蕎麦の風味が鼻を抜ける。
悪くは無いな。
汁に三分の一程浸して啜ると、甘めの汁がちょっと弱い気がする。

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大根おろしを乗せてがっつり頂く。
大根おろしは辛味は少ないが、大根おろしと田舎蕎麦の相性は抜群ですね。

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山葵も良い感じですね。

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葱と山葵で頂くと華やぎますね。
美味いですよ。

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そして七味の試します。
素朴な蕎麦はどの様にしても美味いな。

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ここで陳皮の登場。
陳皮はテーブルに備え付けられているので、蕎麦に乗せて頂いてみた。
これは良い感じ。
素朴な蕎麦が爽やかで華やかになる。

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陳皮の上に七味も振って頂く。
これは美味い。
蕎麦はしっかりと手打された拘りの蕎麦。
気になるメニューが有って、再訪してみようかな。

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最後にナチュラルなそば湯に陳皮を落として頂く。
美味しいそば湯を飲み干して御馳走様でした。