麺を究める日記

麺の探求がライフワーク

手打ちそば 菅雅(すが)中央区八丁堀3-17-13

昨日は本当に暑い一日だった。
とは言え、先月の出張で訪問した中国より少しはましかも。
そんな土曜日にちょっとした買い物へ東京駅まで出掛ける事にした。
そのついでに蕎麦を食べようという事で、日比谷線 八丁堀駅から徒歩3~5分くらいの「手打ちそば 菅雅」さんへ立ち寄る。

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白で統一された外観に水色の窓が見えるが、それは水槽です。
水槽の中には穴子が泳いでいますよ。
その水槽の下には「十時〆穴子天ぷら始めました」と看板が下げられている。
所謂、ランチセットメニューも記されていた。
暖簾を潜りお店に入り空いてる席に座る。
そして瓶ビールをお願いした。
サッポロラガーと切子のグラスが用意される。
冷えて汗をかいた江戸切子のグラスに、サッポロラガーを注ぎ喉を潤す。

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そしてメニューを見て注文を決める。
穴子の白焼き」と、私は「活〆穴子天ぷらセット」とご新造さんは「芝えび天ぷらセット」をお願いした。
セットの内容は、小鉢二品、サラダ、お蕎麦、蕎麦ジェラートと書かれている。
直ぐにセットサラダと小鉢が一つ運ばれて来た。

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一つは厚くカットされた鴨のスモークですね。
ビールの摘みに丁度いいです。

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ビールを飲んでいると、ご主人が水槽から穴子を一匹取り出して「今から料理にする穴子です」と見せてくれた。
活きの良い穴子です。
そして暫くすると「白焼き」が出される。

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これは美味しそうですね。
香ばしい良い香がする。
この香だけでお酒が飲めそうなぐらいです。
ここで、ビールをもう一本。

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先ずは塩で頂いて見る。
ピンク色の塩はローズソルトでしょうか。
ちょんと塩を付けて頂くと、美味いですね。
香ばしい香が口の中に広がり、穴子独特の焼けた皮の風味が美味いです。

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そして山葵を乗せて醤油を付けていただく。
これは美味い。
新鮮な穴子は身がプリプリしています。

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小鉢のもう一品は揚げたてのさつま揚げです。

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醤油を上から回し、箸で割って食べる。
生姜の風味と熱々のさつま揚げが最高だ!!
冷たいビールで流し込むと、これは美味い。

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セットの小鉢2品で充分お酒が飲めますね。
だけど今日はあまりにも暑いので、日本酒は控えましょう。
お店の壁には蕎麦の産地が貼られていた。
山形県酒田市の「でわかおり」です。

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そして、蕎麦が出される。

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蕎麦の幅は少々乱れているけど、角の出た蕎麦は期待されますね。

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同時に穴子天も出された。
カボチャ、茄子、かにかま、骨せんべいも出される。

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穴子を箸で割ると、サクッと音がして割れる。
ローズソルトにちょんと付けて口に運ぶ。
これがまた何とふくよかな穴子でしょう。
美味いですね。
淡白な白身がふんわりとしている。

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そして蕎麦だ。
若干平打ちぎみの蕎麦をそのまま啜る。
充分に圧縮された蕎麦は丁度いい歯応えを感じ、そしてわずかに蕎麦の香を残す。
喉越しも良くて美味い。
そして濃い汁に三分の一ほど浸して頂く。
蕎麦と汁の相性は良いですね。

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山葵で頂く。
んん~ 美味いです。

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七味もいい感じですよ。

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自慢の穴子は流石に美味しかったですね。
次回は穴子の料理を頂いてみたいです。
そして蕎麦はしっかりと手打されて、風味も喉越しも充分ですね。

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そして、白濁したそば湯をいただく。
このそば湯で満足度が高まるのです。
美味しい蕎麦でした。
最後に「蕎麦ジェラート」です。
これがまた蕎麦の風味が香ばしく美味しいジェラートでした。

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デザートを食べてお勘定をお支払いし外に出ると、これがまた暑い。
大通りに出ると丁度バスが来たので、そのバスに飛び乗る。
そして東京駅八重洲口迄行き、大丸へ向かった。
東京駅の八重洲口も大分出来上がってきたようだ。
しかし、人通りは凄い。
ちょこちょこ東京駅周辺に出掛けるのだが、東京駅は世界一の駅だと感じる。
凄い場所です。
買い物をして自宅に戻る。

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自宅の近くでバスを降りると、夕方の5時に近いというのにうだるような暑さだ。
地球温暖化は間違いなく進んでいますね。