英国一家、日本を食べる(マイケル・ブース)
英国・サセックス生まれのマイケル・ブース氏はトラベルジャーナリストとフードジャーナリストの顔を持つ。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーにおける1年間の修業とミシュラン三ツ星レストラン、ジョエル・ロブションの“ラテリエ”での経験をつづった“Sacr´e Cordon Bleu”は、BBCとTime Outにおいて週刊ベストセラーに
マイケルと、奥様と子供二人の4人で東京、横浜、札幌、京都、大阪、広島、福岡、沖縄を縦横に食べ歩いた100日間。
札幌のラーメン横町の味噌ラーメンの件は面白い。
熱々の鉢に入ったバターコーンラーメンが現れた。うず高く重なったスライスしたローストポーク、冷たいバターのキューブ、缶詰のスイートコーン、細く刻んだネギ、のりのシート、半分に切った茹で卵、それが全部、たっぷり入って絡み合う縮れた麺の上に載っている。センセーショナルだった。
イギリス人から見る日本の料理、面白いですよ。