不倫愛が実話の核心となっているが、その切っ掛けは少女達の意中の男性に恋の呪いをかけるという他愛も無いことから始まる。
呪いの儀式の後、牧師のパリスの娘ベティは、父親の前で悲鳴と共に半狂乱状態となる。
牧師のパリスは其の光景を見て、悪魔と契約した魔女の仕業だと主張し魔女狩りを始めた。
ここから、魔女狩り事件は渦を巻くようにセイラムの街を覆い尽くす。
群集心理は真実をもねじ曲げて、魔女と言う冤罪で19人もの処刑者をだして魔女狩り事件は終結する。
しかし、現代では想像もつかないようなこんな事件が実際にあったという事実。
平等が無かった権力社会の心理ですね。
まさにサスペンスミステリーです。